子どもがコロナに感染したら食事はどうする?おすすめの食べ物は?
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子どもが新型コロナウイルスに感染すると食欲がなくなるケースもあるので、食事はどうすればいいのか悩みますよね。そこでこの記事では、子どもが新型コロナに感染したときの食事のポイントや、おすすめの食べ物などをご紹介します。
新型コロナウイルス感染症の特徴は?
新型コロナウイルス感染症は、コロナウイルス科に分類されるSARS-CoV-2ウイルスによって引き起こされる感染症で、正式名称を「COVID-19」といいます。潜伏期間は2~7日間ほどで、症状があらわれる約2日前から感染力があります。感染力が強いため、換気がされていない室内や人が密集した場所では特に感染が広がりやすいとされています。
新型コロナウイルスに感染すると、次のような症状があらわれることがあります。
- 発熱
- 倦怠感
- 頭痛
- 乾いた咳
- 咽頭痛 など
頻度は高くないものの腹痛や下痢、嘔吐といった消化器症状が出たり、10代の子どもでは味覚や嗅覚の異常を訴えたりすることもあるようです。
一般的に子どもは軽症で済むケースがほとんどです。ただし稀に肺炎や急性脳炎、熱性けいれんなどを合併して重症化することがあるため、特に2歳未満の乳幼児や基礎疾患のある子どもは注意が必要です。
子どもがコロナに感染したら食事はどうする?ポイントは?
新型コロナウイルスに感染すると、食欲がなくなり食事を嫌がる子どももいます。食べたがらないときは、無理に食事をとらせる必要はありません。症状が落ち着けば食欲も戻る場合がほとんどなので、子どもが食べたがるものを食べられるタイミングで与えながら様子をみましょう。脱水を防ぐために、必ず水分補給はこまめに行ってくださいね。
新型コロナウイルスに感染していても食欲があれば、基本的にいつも通りの食事でかまいません。腹痛や下痢の症状がある場合は、様子をみながら消化がよいものを少量ずつ食べさせるようにしましょう。
子どもがコロナに感染したときにおすすめの食べ物は?
コロナに感染しているときは、消化がよくエネルギーになりやすい次のような食べ物がおすすめです。おかゆ、うどん、汁物など熱いものは冷ましてあげると、喉が痛い場合にも食べやすいですよ。
- おにぎり
- おかゆ、おじや
- パン
- うどん
- バナナ
- りんごのすりおろし
- ゼリー、プリン
- ヨーグルト
- みそ汁、野菜スープ など
子どもがコロナに感染したときに避けたい食べ物は?
脂っこいものや食物繊維の多い食べ物など、胃腸に負担がかかる食べ物は避けたほうが安心です。喉の痛みが強い場合は、酸味が強い果物や硬くて飲み込みにくい食べ物も控えたほうがいいでしょう。避けたい食べ物の具体例は次のとおりです。
脂っこい食べ物
- ラーメン
- 焼きそば
- カレー
- スナック菓子
食物繊維が多い食べ物
- さつまいも
- かぼちゃ
酸味が強い食べ物
- みかん
- グレープフルーツ
- いちご
- パイナップル
硬くて飲み込みにくい食べ物
- せんべい
- カットした生のりんご
新型コロナウイルス感染症のホームケアに迷ったら…
子どもの新型コロナウイルス感染症は軽症で済む場合がほとんどですが、症状のあらわれ方や程度はさまざまなので、食事以外のホームケア方法で迷うこともあるかもしれません。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。個別チャットで看護師に相談したり、自宅にいながらビデオ通話で医師のオンライン診療を受けたりすることができますよ。看護師へのチャット相談は無料で利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。
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