子どもが溺れかけたら病院は受診する?受診の目安は?

水遊びやお風呂で子どもが溺れかけることがあると、様子を見て大丈夫なのか、医師に診てもらった方が良いのかと悩むこともあるかと思います。こちらの記事では、子どもが溺れかけたときの受診の目安や急いで受診した方が良いときなどをご紹介します。
子どもが溺れかけたときにまずすることは?
子どもが溺れかけたとき、まずは下記を行うようにしてください。
落ち着かせる
溺れかけたあとは、子ども自身も驚いたり怖がったりしていると思います。抱っこしたり寄り添ったりして、まずは気持ちを落ち着かせてあげるようにしましょう。
水を吐かせる
溺れかけたときに水を飲んでいる可能性があるときは、下を向かせて背中を叩き、水を吐かせます。無理に吐かせようとせず、軽く叩くようにしてください。
体を拭く・着替えさせる
服を着た状態で溺れかけた場合は、濡れた服を脱がせて体を拭き、着替えさせましょう。寒がっているときは、毛布やバスタオルで体を包んで体をあたためましょう。
子どもが溺れかけたときは病院を受診する?受診の目安は?
子どもが溺れかけたあとも普段通り元気にしているのであれば、しばらく様子を見てもかまいません。
以下のような状態の場合は、迅速に病院で受診するようにしましょう。土日や夜間は救急病院を受診してください。
また受診時には おぼれた場所、おぼれていた時間、意識がなくなったか、どんな水か(プール、お風呂、川など)、その後の症状を伝えられるよう記録しておきましょう。
- 咳込んでいる
- 嘔吐している
- 普段と違うぐずり方をしている
- 元気がない
- 水を大量に飲んでしまった
以下のような状態のときは、さらに迅速な対処が必要です。救急車を呼ぶようにしてください。
- 呼吸が苦しそう
- 嘔吐していて水分が摂れない
- 顔色や唇の色が悪い
- 激しい咳やいつもと違う呼吸音がする
また溺れかけた直後は元気そうでも、時間が経ってから体調が変化することもあります。そのため溺れかけてから24時間は子どもの様子を注意深く見守り、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。体調に変化があればすぐに受診するようにしてください。
上記に当てはまらなくても、溺れかけて心配なときは一度受診しておくと安心です。
受診した後のホームケアはチャットで相談
子どもが溺れかけたあとは、家での過ごし方やケア方法で悩むことがあるかもしれません。そんなときは子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。チャットで看護師に相談することができるので、受診後に症状やホームケアの悩みが出てきたときも安心です。困ったときは利用を検討してみてくださいね。
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