子どものプール熱(咽頭結膜熱)は小児科?眼科?受診の目安は?
夏に流行が広がりやすいプール熱(咽頭結膜熱)。風邪のような症状の他に目にも症状が現れるため、何科を受診したらいいか迷うこともあるかもしれません。この記事ではプール熱に感染した場合、小児科・眼科どちらを受診するのかや、受診の目安をご紹介します。
プール熱とは?
プール熱は正式には「咽頭結膜熱」といい、アデノウイルスが引き起こす感染症です。夏になると子どもを中心に感染が広がります。
感染は飛沫感染、接触感染で広がり、主な症状は、発熱、喉の痛み、目の痛み・かゆみ・充血、目やになどで、風邪症状以外に目に症状があらわれるのが特徴です。
子どもがプール熱に…行くのは小児科?眼科?
発熱やのどの痛みなど、目以外にも症状がある場合は小児科を受診しましょう。
目の痛み・かゆみ・充血、目やなど目の症状だけの場合は眼科での診察も可能ですが、自分の症状を上手に伝えられない年齢の子どもの場合、子どもの専門家である小児科を受診するとより安心です。
プール熱で受診する目安は?
プール熱には特別な治療や特効薬がなく,対症療法をしながら自然に治るのを待つことになります。そのため普段の風邪のような症状の場合は自宅で様子を見ていてかまいません。
ただしまれに重症化することもあるため、下記のような症状があらわれたら早めに病院を受診しましょう。
- 高熱が3日以上続く
- 元気がなくてぐったりしている
- 水分が摂れない
- 食事がとれない
- 呼吸が荒く、肩を大きく上下させて息をする
プール熱はオンライン診療でも
プール熱に感染すると発熱やのどの痛み、目の症状などがあらわれます。体調が悪い中、子どもを病院に連れて行くのは大変ですし、他の感染症のリスクも気になりますよね。そんなときは、オンラインで受診するのもひとつの手です。子どもに特化している「キッズドクター」なら、スマホひとつで診察が受けられます。全国どこからでも受診ができ、医師が必要と判断した場合は薬の処方もしてもらえるので、困ったときは検討してみてくださいね。