旅行や帰省中に子どもが体調を崩したらどうする?受診の目安は?

旅行先や帰省先で子どもが体調を崩すと、どのように対応したら良いのか悩むこともあるかと思います。こちらの記事では、旅行や帰省先で子どもが体調を崩したときの対応方法や受診の目安についてご紹介します。
旅行先や帰省先で子どもが体調を崩したらどうする?
旅行先や帰省先といった慣れていない環境で子どもが体調を崩すと、看病や受診に戸惑うこともあるかと思います。
いつもと違う環境で子どもが体調を崩した場合も、ママ・パパが落ち着いて、いつもどおりに行動することが大切です。まずは子どもを安静にさせて、どんな症状があらわれているかを確認しましょう。
そのうえで、緊急性が高い場合は、救急車を呼ぶ、救急受診できる最寄りの病院に連絡する、応急処置をするなどの対応を検討してください。
緊急性は高くないものの受診が必要な場合には、最寄りの病院を調べて受診します。
また子どもが体調を崩した後の日程は、予定があったとしてもホテルや帰省先で安静にしておきましょう。少し調子が良くなったからと無理に外出すると、またぶり返す可能性もあります。予定通りにいかず残念ではありますが、子どもの体調を優先してくださいね。
帰りの交通機関に影響がありそうな場合は、早めに旅行会社や航空会社などに連絡しましょう。飛行機であれば、医師の診断書があれば振替ができる場合もあるようです。
子どもの旅行先や帰省先での受診目安は?
旅行先や帰省先で子どもが体調不良になった場合も、受診の目安はいつもと変わりません。発熱している、下痢・嘔吐の症状がある、発疹がある、ケガややけどをしたなど、普段受診するようなが症状があらわれた場合は受診するようにしましょう。初めての症状で心配なことがある場合も、一度受診しておくと安心です。
意識や呼吸がおかしい、ぐったりしている、けいれんしているなど急いで受診が必要な場合には、救急車を呼ぶか救急病院を受診するようにしてください。受診の目安に悩んだときは、以下の記事も参考にしてくださいね。


旅行先や帰省先で病院を受診する方法は?
慣れない土地での病院受診は、不安なことも多いかと思います。受診の手順は基本的にいつもと変わりませんが、探し方などがわからない場合は以下の手順を参考にしてください。
1.最寄りの病院を探す
まずは受診できる病院を探しましょう。スマホなどのマップ機能で検索するか、ネットで「⚪︎⚪︎県△△市 小児科」「⚪︎⚪︎県△△市 救急病院」などと検索すると見つけやすいです。
ホテルに滞在している場合は、フロントで聞いてみるのもおすすめです。
2.診療時間や対応範囲を調べる
休診日や診療時間はホームページに書いてあることがほとんどですが、特に祝日や大型連休時は変動しがちです。また発熱していると受け入れられないなど、受診時の症状に制約がある場合もあります。受診する前に一度電話で連絡してみることをおすすめします。
3.予約ができる場合は予約を取る
病院によってはネットや電話で診察の事前予約ができることもあります。その場合は予約してから受診するとスムーズです。
また、緊急性が高くない場合や受診が必要か悩む場合は、オンライン診療を利用するのもひとつの方法です。
子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」では、全国から子どもに慣れた医師の診察を受けることができます。祝日や大型連休中も休みなく、365日診察しているので、困ったときは利用を検討してみてくださいね。お薬が処方された場合は、滞在先近くの薬局でお受け取りいただけます。
旅行先や帰省先での受診時は、医療証が使えない?
家の近くでも、旅行先や帰省先でも、病院を受診するときに必要なことや気をつけるポイントは基本的に変わりありません。ただし住んでいる場所と異なる都道府県で受診する場合は、子どもの医療証が使えないことに注意が必要です。
医療証が使えない都道府県で受診した場合、その場では一旦、健康保険が適用された後の金額を支払います。後日お住まいの都道府県で還付手続きを行うと、医療証適用後の金額との差額が払い戻しされるという仕組みです。
還付手続きには、受診時に発行された領収証などの書類が必要です。会計時にもらえる書類は忘れずに全て持ち帰るようにしましょう。手続きに必要なものは自治体によって異なるため、還付手続きを行う前に調べておくと安心です。
また病院での会計には現金しか使えないことも多いため、現金を多めに持っていくようにしましょう。
旅行先や帰省先での体調不良のために備えておきたいことは?
ここからは旅行や帰省先で子どもが体調不良になったときのために、旅行や帰省に持っていくものや、用意しておくと良いことをご紹介します。
母子手帳、保険証、お薬手帳、医療証を持っていく
普段から持ち歩くことも多いと思いますが、母子手帳、保険証、お薬手帳、医療証は旅行や帰省にも忘れずに持っていくようにしましょう。
保険証とお薬手帳は、旅行先や帰省先で受診が必要になった場合に必要です。母子手帳はアレルギーの情報や予防接種歴などが記載されているため、いつもと違う病院で受診する際にはあると役立ちます。
医療証は自宅がある都道府県内で受診する際は利用できるので、その場合は持っておきましょう。
常備薬を持っていく
普段から飲んでいる薬がある場合は、忘れずに用意しておきましょう。心配な場合は、飲み薬、塗り薬、保湿剤など、不調のときに使える薬をいくつか持っておくといざというときに安心です。
旅行先や帰省先近くの医療機関を調べる
体調不良に備えて、旅行先や帰省先で受診できる医療機関を調べておきましょう。不慣れな土地で子どもが体調不良になるとどうしても慌ててしまうので、事前に受診先を把握しておくと安心です。滞在先からの距離や休診日などもチェックしておけると良いですね。
オンライン診療アプリのダウンロード
旅行先や帰省先で体調不良になったときは、オンライン診療を利用するのもひとつの方法です。ホテルや実家など滞在している場所から診察を受けられるので、慣れていない土地で移動する必要もありません。
子どものオンライン診療アプリキッズドクターは、休日や連休の間も早朝から夜間まで毎日診察を行っています。医師が必要と判断した場合は処方箋の発行も可能で、処方されたお薬は滞在先近くの薬局で受け取ることができます。スムーズに受診するためにも、事前にアプリをダウンロードしておくのがおすすめです。もしものときに備えておいてくださいね。
子どもの旅行や帰省先での体調不良はオンライン診療でも
子どもが旅行先や帰省先などいつもと違う場所で体調不良になると、すぐに受診できる病院が見つからず困ることもあるかと思います。そんなときはオンライン診療アプリ「キッズドクター」が便利です。ホテルや帰省先でスマホの画面を通して診察を受けることができ、慣れない土地で病院まで移動する必要もありません。医師が必要と判断した際には薬の処方も可能で、お薬は近くの薬局で受け取れます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。