はやり目(流行性角結膜炎)に感染したら、保育園は何日休む?行かせてもいい?
子どもがかかりやすい病気の一つに「はやり目」があります。感染したら保育園は何日休まないといけないのでしょうか?登園目安などもあわせてまとめました。
はやり目(流行性角結膜炎)の原因・症状は?
はやり目はアデノウイルスが原因となる結膜炎で、正式には流行性角結膜炎という病名です。感染力が非常に強く、家庭や保育園などで感染が拡大しやすい傾向にあります。はやり目に感染すると、1週間ほどの潜伏期間を経て下記のような症状があらわれます。
- 目が充血する
- 涙が出る
- 目やにが出る
- 目がゴロゴロして痛む
はやり目になったら保育園は出席停止になるの?
はやり目は、感染者の目やにや涙を通して感染が広がりやすい病気です。学校保健安全法で「第三種感染症」に指定されていて「病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで」は出席停止にするよう定められています。
はやり目になったら、一定期間保育園をお休みする必要があります。
はやり目になったら保育園は何日休む?
はやり目は発症から約1週間を過ぎたあたりが症状のピークで、その後数日かけて症状が消えていきます。出席停止の明確な日数が決められているわけではないので、子どもの様子を見て、医師にも相談しながらいつから登園するかを決めましょう。
保育園によっては独自のルールを設けているところもあるので、事前に確認しておくと安心です。
はやり目後の保育園の登園目安は?
子どもが下記の状態になれば、登園の目安です。
- 目の充血や涙、目やにがなくなり、通常に戻った
- 目の痛みがなくなった
はやり目後は、登園許可が必要?
はやり目に感染すると、医師が記載した登園許書を求められるケースが多いです。園によって方針が異なるので、事前に通っている保育園に確認するようにしましょう。
はやり目の登園許可証は、小児に対応している「キッズドクター」のオンライン診療でも発行することが可能です。登園許可証のために通院するのが大変な場合は、うまく活用してみてくださいね。
はやり目(流行性角結膜炎)が保育園で流行しやすいのはなぜ?
はやり目は患者の涙や目やにが触れた指やタオルから感染が広がっていきます。多くの乳幼児が集団で生活する保育園は、おもちゃの共有などによってどうしても感染が広まりやすい環境です。
はやり目の感染を防ぐためには、こまめな手洗いなどの基本的な感染対策が大切です。また子どもがはやり目に感染したときは、タオルの共有を避けるようにしましょう。
はやり目のホームケアで悩んだら…
はやり目に感染すると一定期間保育園を休むことになり、ホームケアが続きます。この方法でいいのかな?と迷ったり、わからないこともあったりしますよね。そんなときは子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」が便利です。ビデオ通話を通して医師の診察を受けられたり、チャットで看護師に無料で相談したりすることができます。困ったときは早めの受診や相談を検討してみてくださいね。