プール熱(咽頭結膜熱)に感染したら、保育園は何日休む?行かせてもいい?
保育園や幼稚園で流行しやすい病気に「プール熱」があります。感染すると、保育園は出席停止になるのでしょうか?プール熱感染時の休む日数や登園の目安をまとめました。
プール熱の原因・症状は?
プール熱は正式には「咽頭結膜熱」という感染症で、アデノウイルスによって引き起こされます。毎年夏頃に流行する、子どもが感染しやすい病気のひとつです。プール熱に感染すると、下記のような症状があらわれます。
- 涙がでる
- 目が充血する
- まぶたが腫れる
- 目やにが出る
- 目がゴロゴロする
- 発熱、喉の痛みなどの風邪症状
プール熱(咽頭結膜熱)になったら保育園は出席停止になるの?
プール熱(咽頭結膜熱)は、感染者の唾液や鼻水、目やになどから感染が広がりやすい病気です。そのため学校保健安全法施にて「第二種感染症」に指定されていて「主要症状が消退した後2日を経過するまで」は出席停止にするよう定められています。
プール熱(咽頭結膜熱)になったら保育園は何日休む?
プール熱の症状は、4〜5日間ほど続きます。前述の通りプール熱は症状がなくなってから2日間は保育園を休まなければいけないので、少なくとも1週間ほどは休むと考えておくのがいいでしょう。
プール熱(咽頭結膜熱)後の保育園の登園目安は?
子どもが下記の状態になってから2日が経過すれば、登園の目安です。
- 喉の痛みや発熱症状など、風邪症状が軽快した
- 目の充血がなくなり、通常に戻った
- 目やにがなくなり、通常に戻った
プール熱(咽頭結膜熱)後は、登園許可が必要?
プール熱(咽頭結膜熱)に感染すると、医師が記載した登園許書を求められるケースが多いです。園によって方針が異なるので、事前に通っている保育園に確認するようにしましょう。登園許可書が必要な場合は、登園を再開するタイミングで医師に相談するようにしてください。
プール熱の登園許可証は、小児に対応している「キッズドクター」のオンライン診療でも発行することが可能です。登園許可証のために通院するのが大変な場合は、うまく活用してみてくださいね。
プール熱(咽頭結膜熱)のホームケアに悩んだら…
プール熱に感染すると、一定期間保育園をお休みしてホームケアを行うことになります。なかなか症状が改善しないと、このまま様子を見てもいいのかなど不安になることもありますよね。そんなときは子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」が便利です。無料のチャット健康相談で看護師に相談できる他、必要であればオンラインで医師の診察を受けることも可能です。不安なときは一つの方法として検討してみてくださいね。