子どもが風邪のとき、服装や部屋の温度はどうする?
子どもが風邪のときは、できるだけ快適に過ごせるように服装や環境を整えてあげたいですよね。そこでこの記事では、子どもが風邪のときの服装や部屋の温度、布団の枚数・種類についてご紹介します。
子どもの風邪の症状は?
子どもが風邪をひくと、主に下記のような症状があらわれます。
- 発熱
- 咳
- 鼻水、鼻づまり
- のどの痛み
- 頭痛
風邪は複数のウイルスや細菌によって引き起こされるので、症状のあらわれ方もさまざまです。とはいえ基本的には重症化することはほとんどなく、1週間ほどで自然に治ります。
子どもが風邪のとき、服装はどうすればいい?
子どもが風邪のときは、体温の変化に合わせて服装を調整する必要があります。子どもの様子を観察しながら、下記を参考に適切な服装にしてあげましょう。
熱が出始めたとき
手足が冷えたり悪寒で体が震えたりするのは、熱が出始めているサインです。寒がることが多いため、カーディガンなどを羽織らせて温めてあげましょう。
熱が上がり切ったとき
熱が上がり切ると、手足が熱く顔が赤くなります。体が汗ばんで暑がるようになるので、普段と同じ服装か1枚薄着にして熱を逃がしやすくしましょう。たくさん汗をかくので、こまめに着替えさせてあげてくださいね。
子どもは体温調節がうまくできないので、厚着をすると熱がこもって体温が上がってしまうことがあります。汗をかきすぎて脱水につながる恐れもあるので、熱があるときは服を着せすぎないようにすることが大切です。
子どもが風邪のとき、部屋の温度はどうする?
子どもが風邪をひいたときの部屋の温度は、夏場は25~28℃、冬場は23~25℃くらいが目安です。暑すぎたり寒すぎたりしないように、子どもの様子をみながら調整してくださいね。
エアコンを使用すると空気が乾燥して喉の痛みや咳の症状が悪化することがあるので、湿度を40~60%くらいに保つようにしましょう。加湿器を使用したり洗濯物を室内に干したりすると、部屋の湿度を高められます。
子どもが風邪のときの布団の枚数や種類は?
子どもが風邪のときの布団の枚数や種類も、体温の変化に合わせて調節してあげましょう。先にもご説明したとおり熱の出始めは寒がるので、いつもの布団に毛布やブランケットなどを1枚プラスしてあげるとよいでしょう。熱が上がり切って暑がる場合は、薄手の布団など熱がこもりにくい寝具に変えてあげるのがおすすめです。熱が下がったら、いつもの布団に戻してくださいね。
子どもの風邪はオンライン診療で受診!
子どもは頻繁に風邪をひくため、何度も病院に行くことになり大変ですよね。特に感染症が流行している時期は予約がなかなかとれなかったり、ほかの病気の感染リスクがあったりで、受診したくても病院に行けないこともあるかと思います。そんなときは、オンライン診療が受診できるアプリ「キッズドクター」が便利です。自宅にいながら、スマホのビデオ通話で医師の診察を受けられます。夜間や休日も利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。