子どもがRSウイルスに感染したら水分補給が大切!おすすめの飲み物や水分が摂れないときの対処法まとめ
2歳までにほぼ全ての子どもが感染するとされているRSウイルス。特別な治療方法はないため、感染したときは水分補給をしながら回復するのを待つことになります。そこでこの記事では、子どもがRSウイルスに感染したときにおすすめの飲み物や、水分が摂れないときの対処法をご紹介します。
RSウイルスとは?
RSウイルスは呼吸器の感染症を引き起こすウイルスで、感染すると発熱や咳、鼻水など風邪とよく似た症状があらわれます。ほとんどの場合1週間ほどで自然に治りますが、初感染時には症状が重くなりやすく肺炎や細気管支炎などを起こすこともあるため、注意が必要です。
子どもがRSウイルスに感染したら水分補給が大切!
子どもがRSウイルスに感染したときに気をつけたいのは脱水です。RSウイルスに感染すると、発熱して汗をかいたり、食事をあまり摂れなくなったりすることから、体の水分が失われやすくなります。脱水を起こさないようにこまめに水分補給を行いましょう。
RSウイルス感染症の子どもにおすすめの飲み物は?
RSウイルス感染症にかかっていても、子どもが飲める飲み物であれば基本的に何を飲ませてもかまいません。ただ咳がひどいときなどは、刺激が少ない以下のような飲み物がおすすめです。できるだけ喉を刺激しないように少量ずつこまめに与えてあげましょう。
- 麦茶
- 湯冷まし
- 子ども用のイオン飲料
- 経口補水液
- 母乳、ミルク
RSウイルス感染症の子どもが避けたい飲み物は?
冷たい飲み物や柑橘系のジュースは、喉が刺激されて咳が出やすくなるので避けたほうが安心です。また炭酸飲料も刺激が強いので控えましょう。
RSウイルスに感染して水分が摂れないときはどうする?
RSウイルスに感染すると、熱が出たり咳き込んだりして水分が摂れなくなることがあります。コップで飲むのを嫌がるときは、ストローやスプーンで少しずつ与える方法を試してみましょう。またゼリーやりんごのすりおろしなど水分を多く含む食べ物を与えるのもおすすめです。
それでも水分が十分に摂取できない状態が続くと、脱水につながる恐れがあります。下記の症状に当てはまるときは、すぐに病院を受診してください。
- 元気がなくぐったりしている
- 口の中や唇が渇いている
- 泣いても涙が出ない
- 半日以上尿が出ていない
RSウイルスのホームケアに悩んだら…
RSウイルス感染症は珍しい病気ではないものの、症状のあらわれ方は人それぞれなのでホームケア中に悩むこともあるかと思います。そんなときは子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」のチャット相談が便利です。看護師と個別にやり取りでき、子どもの症状に合わせたアドバイスや受診の目安を教えてもらえます。相談は無料で利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。