子どもの咳が夜ひどくなる…寝れないときの対処法は?
子どもが咳をしているとき、特に夜になると咳がひどくなりつらそうにしていることがあると思います。つらそうだったり寝苦しそうだったりすると、少しでも楽にしてあげたいと思いますよね。こちらの記事では、子どもの咳が夜ひどくなる理由、寝られないときの対策などをご紹介します。
子どもの咳が夜ひどくなるのはなぜ?
子どもの咳が夜ひどくなる理由はいくつかあります。
副交感神経が優位に働く
体内では夕方から夜にかけて、体を休めるときに働く副交感神経が優位になります。副交感神経が優位に働くと気管が狭くなるため、咳が出やすくなります。
寒暖差に反応している
夜は気温が下がって冷えた空気が刺激となり、喉や気管支が敏感に反応して咳が出ることがあります。
鼻水や痰が気管に流れ込む
鼻水や痰が出ているときは、横になると気管に鼻水や痰が流れ込んで咳が出ることがあります。
子どもの咳がひどくて寝れないときの対策6選
ここからは咳がひどくて眠れないときの対策をご紹介します。
水分補給をする
喉や気管が乾燥すると、ウイルスや細菌の侵入を防ぐバリア機能が弱まり、ちょっとした刺激にも反応して咳が出やすくなります。寝る前や咳がつらくて起きてしまったときなどは、水分補給をして喉を潤すことが大切です。
喉をあたためる
喉が冷えると喉や気管の粘膜が敏感になって咳が出やすくなります。ネックウォーマーを着用させる、あたたかい飲み物を飲ませるなどして喉をあたためましょう。あたたかい飲み物を飲ませるときは、1歳を過ぎている子どもであれば咳に良いとされているはちみつを入れるのもおすすめです。ただし1歳未満の子どもは、はちみつを食べると「乳児ボツリヌス症」にかかる危険性があるので与えないようにしてください。
部屋を加湿する
部屋が乾燥していると喉や気管も乾燥して咳が出やすくなるため、加湿器を使う、洗濯物を室内干しするなどして室内を加湿するようにしましょう。
こまめに掃除する
ホコリやダニなどによる刺激は咳の原因になります。布団や部屋の隅に溜まっているホコリをとる、エアコンのフィルターは定期的に掃除するなどして室内はこまめに清掃するのが良いでしょう。
寝る姿勢を変えてみる
寝ているときに咳がひどくてつらいときは、横向きに寝かせると楽になることがあります。また枕や布団などを積んで少し上体を起こした状態で寝かせると呼吸がしやすくなる場合があります。
背中をトントンとたたく
咳き込んで寝苦しそうなときは、背中を軽くトントンとたたいてあげることで咳や痰が出やすくなり、楽になることがあります。
オンライン診療なら夜も受診できます
子どもが夜寝るときに咳がひどくなると、少しでも楽にしてあげたい、お医者さんに診てもらいたいと思いますよね。オンライン診療アプリ「キッズドクター」なら、小児科などが閉まっている夜の時間帯も受診できるので、夜に診てもらいたいときも安心です。診察はもちろん、自宅でどのようにケアしたら良いかを教えてもらうこともできますよ。困ったときは利用を検討してみてくださいね。