子どもに蕁麻疹が出ているとき、お風呂に入ってもいい?
蕁麻疹が出ると皮膚が赤く盛り上がり、痒みや痛みを伴うこともあるため、お風呂に入れてもいいのか気になることもあるのではないでしょうか。この記事では、子どもに蕁麻疹が出ているときにお風呂に入らせてもいいのかや、入浴のポイントなどをご紹介します。
蕁麻疹はなぜ起こる?
子どもの蕁麻疹の原因はさまざまですが、主に下記のようなことで起こるとされています。
- 食べ物や薬剤などによるアレルギー
- 青魚や肉類の摂取
- 植物との接触
- 虫刺され
- 感染症
- 摩擦や圧迫、日光などの刺激
- 汗をかくことや、発汗を促す刺激
- 寒冷、温熱
- 疲労やストレス など
上記の原因によって誰もが蕁麻疹を起こすわけではありません。また体調・気分の変化や運動の有無などさまざまな影響を受けて症状が出たり消えたりすることもあるので、原因を特定できないケースも珍しくないです。
子どもに蕁麻疹が出ているとき、お風呂に入らせてもいい?
蕁麻疹が出ているときに体をあたためると血の巡りがよくなり、発疹がさらにひどくなることがあります。そのため、お風呂では湯船にはつからずシャワーだけで済ませるのがいいでしょう。お風呂から出てすぐ布団に入ると体が熱くなりやすいので、湯冷めしない程度に火照りを冷ましてから寝かせるようにしてくださいね。
蕁麻疹が出ているときの入浴のポイントは?
ここからは、蕁麻疹が出ているときの入浴のポイントをご紹介します。
長風呂は控える
先にもご説明したとおり、体をあたためると蕁麻疹の悪化につながることがあります。浴室に長い時間いることは控えて、ぬるめのシャワーで短時間で済ませるようにしましょう。
低刺激の石鹸でやさしく洗う
ゴシゴシこするように体を洗うと、肌が傷ついて蕁麻疹が悪化することがあります。体を洗うときは、低刺激の石鹸をしっかり泡立ててから、やさしく洗うようにしましょう。洗い終わったら、柔らかいタオルでそっと押さえるようにして水分を拭き取ってくださいね。
お風呂あがりに保湿する
乾燥によって肌のバリア機能が低下していると蕁麻疹が悪化しやすくなります。お風呂上りは特に肌が乾燥しやすい状態なので、なるべく早めに低刺激の保湿剤でケアするようにしましょう。
子どもの蕁麻疹の相談はオンラインでも
蕁麻疹は軽症で済む場合がほとんどですが、症状のあらわれ方は子どもによってさまざまなので、お風呂以外のホームケア方法でも悩むことがあるかもしれません。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。看護師にチャットで相談したり、自宅にいながらビデオ通話で医師のオンライン診療を受けたりすることができますよ。看護師へのチャット相談は無料なので、困ったときは検討してみてくださいね。