夏はヘルパンギーナの流行に注意!初期症状と対処法まとめ
子どもが夏に感染しやすい病気のひとつである「ヘルパンギーナ」。初期症状をしっかりおさえて、早めに対処できるようにしておきましょう。今回はヘルパンギーナの初期症状と、初期症状があらわれたときの対処法をご紹介します。
ヘルパンギーナとは?
ヘルパンギーナは夏風邪の一種です。エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなど、様々なウイルスが原因になります。4歳以下、特に1歳頃の子どもが感染しやすい傾向にあります。
飛沫感染や接触感染で感染が広がりやすく、毎年5〜10月頃に流行します。6〜7月頃が流行のピークです。
ヘルパンギーナの初期症状は?
ヘルパンギーナの初期症状は、高熱、喉の痛み、喉や口内の水疱です。
ヘルパンギーナに感染すると、3〜6日間の潜伏期間を経て、まず38〜39度ほどの高熱が突然出ます。それと同時か少し遅れて、喉に痛みが生じ、喉の奥や口の中(主に上顎)に水疱ができます。
水疱は1〜2mmほどの小さなもので、数も10個程度とそこまで多くはないものの、潰れると唾液を飲み込むのもつらいほど痛みを伴います。
ほかにも、全身のだるさや食欲不振などの症状があらわれることもあります。
ヘルパンギーナの初期症状が見られたらどうする?
ヘルパンギーナに特別な治療薬はなく、感染したら安静にしながら自然と症状がおさまるのを待つことになります。ヘルパンギーナの初期症状がみられたら、食事は口のなかが痛んで進まない可能性があるため、水分をこまめに与えながら安静にさせましょう。
とはいえ、ヘルパンギーナに感染すると高熱が出たり喉の痛みが強かったりとつらい症状が続くため、解熱鎮痛剤などの薬を処方してもらっておくと安心です。まれに合併症が起こることもあるので、初期症状がみられたら早めに1度病院を受診しておきましょう。
ヘルパンギーナの受診はオンラインでも!
前述の通りヘルパンギーナの初期症状がみられたら早めの受診がおすすめです。このとき、自宅で安静にしながらオンライン診療で受診するのもひとつの手ですよ。医師がカメラ越しに症状を確認し、必要と判断した場合は薬を処方してくれます。子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」なら、子どもの診察に慣れた医師が対応してくれるので安心です。初期症状がみられたときは検討してみてくださいね。