子どもに見られる体調不良のサインとは?
子どもの様子がいつもと違うとき、「これって体調不良?」と悩むこともあるのではないでしょうか。こちらの記事では、子どもの体調不良のサインをご紹介します。
「いつもと違う」は体調不良のサインかも
子どもは自分自身の体調の変化に気づきにくく、体調を説明するのも難しいため、気づかないうちに病気にかかっていることがあります。子どもの体調不良は「いつもと違う」というママ・パパの気づきで発覚することも多いです。発熱や下痢、嘔吐など目に見える症状以外にも、体調不良のサインは様々な形であらわれます。次の章を参考にして、体調不良のサインを見逃さないようにしましょう。
子どもの体調不良のサイン一覧
ここからは子どもが体調不良のときに見せるサインをご紹介します。
顔色が悪い
顔色の変化は体内からのサインです。「顔色が少し悪いかも」という程度で本人が元気であればしばらく様子をみてもかまいませんが、元気がなくあやしても笑わない、ぐずぐずしているなどの場合はかかりつけの医師に診てもらうと安心です。顔色の悪さに加えて唇の色が紫色になっている、呼びかけに反応しない、顔色が青白く呼吸が苦しそうなどの症状がある場合はすぐに受診するようにしてください。
食欲がない
食欲がないだけで機嫌が良く特に他の症状が見当たらなければ、しばらく様子を見ても問題ありません。食欲がないことに加えて元気がない、ぼんやりしている、機嫌が悪いなどの様子が見られる場合は、体調不良の可能性があります。また口の中や喉にトラブルがあると、食べにくいために食欲が落ちることもあります。食欲がないときは一度口内を確認してみるといいでしょう。
息づかいがいつもと違う
呼吸音がいつもと違うときは注意しましょう。熱があるときは、口でハァハァと速い呼吸をしていることが多いです。ゼーゼーと苦しそうな息づかいをしているときや肩で息をしていて顔色が悪いときはすぐ受診するようにしてください。
目が潤んでいる、充血している
体調不良のサインは目にあらわれることもよくあります。目が潤んでいたり充血したりしているときは、発熱や感染の可能性があります。熱を測り、鼻水や体の痛みなど他の症状が出ていないか確認してみてください。
尿や便の様子がいつもと違う
尿や便の状態は健康のバロメーターです。尿の頻度・色・量、便の硬さ・色・頻度などが健康なときと異なる場合は体調不良の可能性があります。いつもと明らかに様子が異なる場合は、かかりつけの医師に相談すると安心です。
元気がない
元気がなくぐったりしている、いつもと違ってゴロゴロしている、なかなか起きられないなどの様子が見られるときは体調不良の可能性があります。熱はないか、風邪の症状や痛みはないかなどを確認してみましょう。
ウトウトしていて呼びかけても起きない、呼びかけても目の焦点が合わないなどの様子が見られる場合は、すぐに受診するようにしてください。
よく泣く、機嫌が悪い
自分の症状を口で説明するのが難しい小さな子どもの場合、いつもよりよく泣く、なかなか泣き止まない、ぐずぐずするなどの様子が見られるときは、痛みを感じていたり発熱したりして体調が優れない可能性があります。泣き方や泣き続けている時間がいつもと同じかどうかに注目してみましょう。
いつもよりも甘えてくる
いつもよりもママ・パパと離れられない、抱っこをせがんでくるなど甘え方がいつもと違うときは、体調不良の可能性があります。そんなときはいつもよりも甘えさせてあげながら、熱を測る、痛みのある場所がないか見るなどして体調の変化を観察してみてください。
子どもの体調不良はオンライン診療が便利!
子どもの様子がいつもと違う気がする、なんとなく体調が悪いけどどう対応したら良いかわからないなど悩んだときは、オンライン診療アプリ「キッズドクター」が便利です。家にいながら医師に診てもらうことができ、ちょっとした体調の変化の相談もできます。ホームケアの方法の相談や医師が必要と判断した場合には薬の処方をしてもらうこともできますよ。困ったときは利用を検討してみてくださいね。