子どものあせもは自然に治る?治療は必要?
夏になるとよくみられる子どものあせも。あせもは自然治癒するのでしょうか?この記事では、子どものあせもが自然治癒するのかや、治療が必要なケースなどをご紹介します。
子どものあせもの原因は?
あせもの原因は汗の通り道である汗腺の詰まりです。汗をかいたときにすぐに拭かずに放置していると、汗や汚れが汗腺に詰まって炎症を起こします。子どもは大人よりも汗をかきやすいうえに、汗腺や肌のバリア機能も未熟なため、あせもが起こりやすいとされています。
子どものあせもの症状は?
子どものあせもでは、おでこや首、背中、ひじの内側、ひざの裏側、股など汗をかきやすい場所に小さな赤いブツブツがあらわれます。痒みを伴ったり、汗をかいたときにチクチクと刺すような痛みを感じたりすることもあります。
子どものあせもは自然治癒するの?
子どものあせもは適切にケアをすれば自然治癒することがほとんどです。ただ汗を放置して肌が汚れたままの状態だったり掻きむしって肌に傷ができたりすると、なかなか治らないこともあります。
子どものあせもは治療が必要なこともある?
痒みや痛みが強かったり肌が傷ついたりしている場合は、塗り薬などでの治療が必要になることもあります。市販の痒み止めを使用する場合は必ず対象年齢を確認し、ステロイド無配合のものを選ぶようにすると安心です。下記のような症状がみられるときは早めに受診しましょう。
- 痒みや痛みが強い
- 掻きむしって肌が傷ついている
- 自宅でケアしても症状が改善しない
- 広範囲にあせもができている
あせもの診察はオンラインでも
あせもの症状によっては治療が必要な場合があるとはいえ、夏場の暑い時期や感染症が流行っているときなどは病院に行くのに抵抗を感じることもありますよね。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」のオンライン診療が便利です。自宅にいながらスマホのビデオ通話で診察を受けられるので、暑いなか外出したり感染リスクを気にしたりする必要がありません。夜間や休日も利用でき、医師が必要と判断した場合は薬も処方されるので、困ったときは検討してみてくださいね。