子どもがあせものときはお風呂に入らせても良い?シャワーだけがいい?
季節を問わず注意が必要な子どものあせも。あせもができたときはお風呂に入らせてもいいのでしょうか?この記事では、子どもにあせもができたときお風呂に入らせてもいいのかや、入浴のポイントなどをご紹介します。
子どものあせもの原因は?
あせもは、汗に含まれる老廃物やミネラルなど、なんらかの原因で汗の通り道である汗腺が詰まることによって起こります。子どもは大人よりも汗っかきなうえに汗腺や肌のバリア機能が未熟なので、あせもが起こりやすいです。また自分で汗を拭いたり、服装を調整したりするのが難しいことも、子どものあせもの原因になると考えられます。
子どもがあせものときはお風呂に入らせても良い?
子どもにあせもができたときは、肌を清潔に保つためにもお風呂に入らせることが大切です。お風呂で汗を流して肌を清潔にすることで汗腺が詰まるのを防ぎ、あせもの悪化予防に効果が期待できるとされています。
子どもがあせものときはシャワーだけがいい?湯船につかっても良いの?
夏場の暑い時期にあせもができたときは、シャワーだけで済ませてもかまいません。湯船につかると血流がよくなるため、痒みが強まったり汗をかいたりして、あせもの悪化につながることがあります。どうしても湯船につかりたい場合は、お湯の温度を低めにして短時間であがるようにするとよいでしょう。
子どもがあせものときの入浴のポイントは?
ここからは、子どもにあせもができたときの入浴のポイントをご紹介します。
ぬるめのシャワーで短時間で済ませる
先にもご説明したとおり、お湯の温度が高いと血流がよくなって汗をかきやすくなるので、あせもの悪化につながることがあります。シャワーだけの場合も、ぬるめのお湯でなるべく短時間で済ませるようにしましょう。
低刺激の石鹸でやさしく洗う
体を洗うときは、低刺激の石鹸をしっかり泡立ててから、やさしく洗うようにしましょう。ゴシゴシ洗うと肌が傷ついてあせもが悪化することがあります。また、すすぎ残しがあると肌トラブルの原因になることがあるので、しっかり洗い流してくださいね。
石鹸の使用は1日1回程度にする
あせもを悪化させないために、汗をたくさんかく時期はこまめにシャワーを浴びるのがよいとされていますが、シャワーのたびに石鹸を使うと肌が乾燥してしまいます。石鹸を使うのは1日1回程度にして、それ以外はお湯で洗い流すだけにしましょう。
お風呂あがりは早めに保湿する
お風呂あがりは特に乾燥しやすいので、汗が落ち着いた後なるべく早めに保湿剤を塗るようにしましょう。あせもの予防には、低刺激でべたつきが少ないクリームタイプやローションタイプの保湿剤がおすすめです。
あせもの診察はオンラインでも
子どもの肌はデリケートなので、入浴方法に気をつけていてもあせもが悪化することもあるかと思います。不安になるかもしれませんが、暑かったり感染症が流行していたりすると病院に連れて行くのは大変ですよね。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」のオンライン診療が便利です。自宅にいながらスマホのビデオ通話で診察を受けられます。医師が必要と判断した場合は薬も処方されるので、困ったときは検討してみてくださいね。