子どもがノロウイルスに感染したら、食事はどうする?おすすめの食べ物は?
冬に流行のピークを迎えるノロウイルス。感染すると消化器症状があらわれますが、ご飯はどうすればいいのでしょうか?この記事では、子どもがノロウイルスに感染したときにおすすめの食事や、避けたい食べ物をご紹介します。
子どものノロウイルスの症状は?
子どものノロウイルスの主な症状は、嘔吐と下痢です。腹痛や微熱を伴うこともありますが、ほとんどの場合1~3日ほどで軽快します。ただ、嘔吐と下痢を繰り返すことにより脱水を起こすこともあるため、注意して経過を見守る必要があります。
子どもがノロウイルスに感染!食事は摂らせない方がいい?
ノロウイルスに感染して嘔吐を繰り返している場合は、食事は摂らせないほうがいいでしょう。嘔吐をしているときは、胃が食べ物を受け付けられない状態のため、ご飯を食べさせても再び吐いてしまうことがあります。とはいえ長時間何も摂取しないでいると脱水を起こす恐れがあるため、水分補給は必須です。嘔吐後30分ほど経過して症状が落ち着いてきたら、ティースプーン1杯程度の水分を5~10分おきにを与えてあげましょう。
子どもがノロウイルスに感染後、食事を再開する目安は?
嘔吐から1~2時間ほど経ち、水分を摂取しても嘔吐をしなくなれば、症状が改善しているサインです。少しずつ食事を再開していきましょう。
子どもがノロウイルスのときにおすすめの食べ物は?
嘔吐の症状が落ち着き食事が摂れるようになったら、下記のような消化がよくエネルギーになりやすい食べ物がおすすめです。
- おかゆ
- パン
- うどん
- りんご
- バナナ
- ゼリー
子どもがノロウイルスのときに避けたほうがいい食べ物は?
胃腸に負担がかかる食べ物は避けるのが安心です。また酸味のある果物や糖分が多い食べ物も、嘔吐や下痢を悪化させることがあるので控えたほうがいいでしょう。下記に避けたほうがいい食べ物の例をまとめたので参考にしてみてくださいね。
- 脂っこいもの:ラーメン、焼きそば
- 食物繊維の多い食材:かぼちゃ、いも類、納豆
- 冷たい食品:アイスクリーム
- 乳製品:牛乳、ヨーグルト
- 酸味がある果物:みかん、いちご
- 糖分が多いもの:ドーナツ、ケーキ
ノロウイルスの対処方法に迷ったら…
ノロウイルス感染症は数日で軽快することが多いものの、子どもが嘔吐や下痢を何度も繰り返していると不安になりますよね。対処方法に迷ったときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」のチャット相談が便利です。看護師とやり取りでき、受診の目安やホームケアのポイントなどを教えてもらえます。相談は無料で利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。