子どもに薬を飲ませ忘れたらどうすればいい?飲む間隔を間違えても大丈夫?

子どもの病気


子どもに処方された薬を飲ませ忘れてしまったり、飲む間隔を間違えてしまったりすると、どうすれば良いのか悩むこともあるかと思います。こちらの記事では、薬を飲み忘れたり飲む間隔を間違えたりしても大丈夫なのか、どう対応すれば良いのかをご紹介します。

子どもに薬を飲ませ忘れた・飲む間隔を間違えた…これって大丈夫?

薬は定められた用量・用法を守ることで効果が最大限発揮されます
そのため、薬を飲み忘れたり飲むタイミングが遅れたりした場合、体内で効力が切れて期待される効果が十分に出ないことがあります。
また逆に本来飲むべき間隔よりも短いタイミングで飲んだ場合は、体内の薬の濃度が必要以上に高まり、副作用を引き起こす危険性があります。

基本的には、飲むのが多少遅れたりタイミングを1度間違えたりしただけなら問題ないことがほとんどですが、間違えたことに気づいた時点でしっかりと対応することが大切です。
次の章から、薬を飲ませ忘れた・飲む間隔を間違えたときにどのように対応すべきかをご説明します。

薬を飲み忘れたり飲む間隔を間違えたりしたときはどうする?

ここからは、薬を飲み忘れたり飲む間隔を間違えたりしたときの対応方法をご紹介します。

飲み忘れてしまった場合、間隔が空いてしまった場合

決められたタイミングで薬を飲むのを忘れてしまった場合は、気づいた時点ですぐに1回分の薬を飲むようにしましょう。1日に複数回飲む薬の場合は、その次に飲む時間を遅らせて間隔を空けるようにしてください。薬を飲む時間の間隔の目安は次の通りです。

  • 1日3回飲む薬の場合:4時間以上空ける
  • 1日2回飲む薬の場合:5時間以上空ける
  • 1日1回飲む薬の場合:8時間以上空ける


次に飲む時間が迫っている場合は、飲み忘れた1回分は飲まずに飛ばすようにしましょう。
飲み忘れたからといって、次に飲むタイミングで2回分を一度に飲まないようにしてください。薬が効き過ぎたり、副作用が引き起こされる可能性が高まったりします。

基本的には上記の対応が目安ですが、心配なことがあったり対応に困ったりした場合は、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

決められたタイミングよりも早く飲んでしまった場合

前述の通り、決められた間隔よりも短い間隔で薬を飲んでしまった場合は、体内の薬の濃度が高くなるため、副作用が引き起こされる可能性が高まります。気づいた時点で一度医師や薬剤師に相談できると安心です

子どもの薬の飲み方で悩んだらチャットで相談

子どもは体調を崩すことが多く、その都度薬の飲み方で悩むこともあるかもしれません。そんなときは子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。薬の飲み方や飲むタイミングなど、子どもの病気や健康に関する悩みを個別のチャットで看護師に相談することができます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。

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執筆/編集
キッズドクターマガジン編集部

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