子どもがノロウイルスに感染したら、親は仕事を何日休む?会社に行ってもいい?

子どもの病気


冬に流行のピークを迎えるノロウイルス。子どもが集団生活をしている保育園や幼稚園では、あっという間に感染が広がります。この記事では、子どもがノロウイルスに感染したら、ママ・パパは仕事を休む必要があるのかや、休む場合は何日休むのかなどをご紹介します。

子どものノロウイルスの症状は?

ノロウイルスは急性胃腸炎の症状を引き起こすウイルスです。ノロウイルスに感染すると、下記のような症状があらわれます。

  • 吐き気
  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発熱

子どもがノロウイルスに感染したら、親は仕事を休む必要があるの?

子どもがノロウイルスに感染しても、基本的に親は仕事を休む必要はありません。しかし、飲食業など食品に直接触れる職種の場合、本人がノロウイルスにかかると、食品を介して感染を広げないために症状が治まるまで出勤停止となることがほとんどです。そのため子どもが感染した場合も、親は出勤停止になることがあります。職場の就業規則を確認し、従うようにしましょう

子どもがノロウイルスに感染したら、親は仕事を何日休む?

出勤停止にならなかったとしても、ママ・パパは子どもの看病のために仕事を休むことがありますよね。「学校保健安全法」ではノロウイルスに感染した場合、「下痢、嘔吐症状が消失した後、全身状態がよい者は登校(園)可能」とされています。ノロウイルス症状は通常2日~1週間ほど続くので、看病のために仕事を休む期間も同じくらいと考えておくといいでしょう

会社の規則によって仕事を休む必要がある場合は、出勤停止期間を確認しておいてくださいね。

子どものノロウイルスで親が仕事を休めないときはどうすればいいの?

子どもがノロウイルスに感染して看病したくても、ママもパパもどうしても仕事を休めないこともあると思います。そんなときの対応法の例をまとめました。

病児保育を利用する

病児育児とは、​​子どもが感染症や発熱など病気になったときに、家族に代わって保育・看護スタッフが一時的に子どもを預かるサービスです。基本的には事前登録が必要で、施設によっては「預ける日の朝に小児科を受診すること」「嘔吐や下痢がひどい場合は預けられない」などの決まりがあるため、先に確認しておくと安心です。

ファミリーサポートを利用する

自治体が行っているファミリーサポートでは、病気や回復期の子どもを預かってくれることもあります。利用条件は自治体によって違っているので、事前に確認しておくといいですね。

祖父母や親戚を頼る

ママ・パパの両親や親戚が近くに住んでいて頼れる場合は、子どもを預けて出勤するのも一つの選択肢です。ただし、高齢や持病がある場合はノロウイルスをうつして重症化するリスクがあるため、控えたほうがいいでしょう。

子どものノロウイルスで仕事を休むときの注意点

子どもがノロウイルスになって仕事を休むときに、どのような点に注意したらよいかご紹介します。

子どもの病状を伝える

子どもがノロウイルスに感染して仕事を休むときは、まずウイルス性の感染症であることを職場に伝えましょう。ノロウイルスは学校保健安全法で「その他の感染症」に分類されていて、必ずしも登園・登校停止と定められているわけではありません。ただし、子どもの嘔吐や下痢の症状が落ち着くまでは保育園などに預けるのは現実的ではなく、まわりに感染を広げないようにする必要もあります。

職場によっては、子どもがノロウイルスに感染した場合「◯日休んでほしい」といった決まりを設けている場合もあるかもしれないので、状況に応じて子どもがノロウイルスであることをしっかり伝えましょう。

家庭内感染に注意する

仕事を休んで子どもを看病している間に家庭内感染が起こらないように気をつけましょう。ママやパパまで感染してしまうと、さらに仕事を休まなくてはいけなくなります。また感染に気づかないまま仕事に復帰すると、職場に感染を広げてしまうリスクもあります。

家庭内感染を防ぐためには、タオルや食器は共有しない、嘔吐物を処理するときはビニール手袋とマスクをつける、嘔吐物や便がついた服やタオルは熱湯や漂白剤で消毒をしてから洗濯をする、といったことを徹底しましょう。

ノロウイルスのホームケアに悩んだら…

子どもがノロウイルスに感染すると、1週間程度は下痢や嘔吐などが続くので、ホームケアを行いながら自宅療養することになります。とはいえ、子どもが下痢や嘔吐していると、嘔吐物の処理や水分のとらせ方などで不安や疑問に思うことがあると思います。そんなときは子どもに特化した医療アプリ「キッズドクター」が便利です。チャット形式で看護師に無料で相談することができます。困ったときは検討してみてくださいね。

監修者について

監修者 | 医師 三宅 優一郎
日本外科学会認定外科専門医、日本小児外科学会認定小児科専門医。初期研修終了後、順天堂大学小児外科・小児泌尿生殖器外科に入局。大学病院やこども病院で研修。カナダで横隔膜ヘルニアの胎児治療の研究にも従事。専門は小児外科疾患。2児の父。

この記事について

執筆/編集
キッズドクターマガジン編集部

参考文献

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