子どもが虫に刺されると痒みや痛みを伴ったり、ひどくなると「とびひ」などの感染症が起こったりするため、適切にケアしてあげることが大切です。そこでこの記事では、子どもが虫に刺されたときのケア方法を症状別にご紹介します。

子どもの虫刺されの症状は？

子どもが虫に刺されると主に下記のような症状があらわれます。

• 痛み
• 痒み
• 腫れ、発赤
• 水ぶくれ   など

どんな虫に刺されたのかによって症状はさまざまですが、適切にケアをすれば1～2週間以内に改善する場合がほとんどです。

子どもが虫に刺されたらどうする？家庭でできるケア方法3選

ここからは虫刺されの症状別に、子どもが虫に刺されたときのケア方法をご紹介します。

痒みがあるときのケア方法

冷やす

冷やすことで痒みが和らぐことがあります。冷水で濡らしたタオルやハンカチで包んだ保冷剤などを当てて、痒みがある部分を冷やしましょう。

薬を塗る

痒みが引かない場合は、市販の痒み止め薬を塗るのもひとつの方法です。対象年齢を確認し、必ず用法用量を守るようにしてください。肌がデリケートになっていたり、もともと敏感肌だったりする場合は、無香料・無着色のものを選ぶと安心です。市販薬を塗っても痒みがおさまらない場合や、掻きむしって皮膚が傷ついている場合は、小児科や皮膚科を受診しましょう。

患部を保護する

子どもは痒みを我慢できず強く引っ掻いてしまうことがあります。掻きこわすと傷口から雑菌が入ることもあるため、絆創膏や清潔なガーゼで保護したり爪を短く切ったりして皮膚が傷つかないようにしましょう。

痛みや腫れがあるときのケア方法

痛みや腫れも冷やすことで和らぐことがあります。冷やしても症状が改善しない場合は治療が必要になることもあるので、早めに受診するようにしましょう。

水ぶくれがあるときのケア方法

水ぶくれが破れると、化膿して「とびひ」などの感染症を引き起こすことがあるため、患部を絆創膏や清潔なガーゼなどで保護しましょう。水ぶくれが大きかったり広範囲にできていたりする場合は受診してください。水ぶくれが破れてしまった場合もできるだけ早く受診しましょう。

虫刺されの相談はオンラインでも

子どもの虫刺されは軽症で済む場合がほとんどですが、症状のあらわれ方や程度には個人差があるのでホームケアに悩むこともあるかもしれません。ケア方法や受診のタイミングに悩んだときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。チャットで看護師に相談したり、ビデオ通話でオンライン診療を受けたりできますよ。オンライン診療では医師が必要と判断した場合に薬が処方されるので、困ったときは検討してみてくださいね。