子どもが扁桃炎のときの食事はどうすればいいの?おすすめの食べ物は?

喉の痛みが強い扁桃炎。飲み込むのがつらくて食事が摂れなくなることもあり、心配になりますよね。こちらの記事では、扁桃炎のときの食事で気をつけることやおすすめの食べ物などをご紹介します。
扁桃炎の症状は?
扁桃炎は、喉の奥にある口蓋扁桃(こうがいへんとう)にウイルスや細菌が感染して炎症を起こす病気です。下記のような症状があらわれます。
- 強い喉の痛み
- 喉の赤み、腫れ
- 高熱
喉の痛みや高熱によって、下記のような症状があらわれることがあります。
- 食事や唾液を飲み込むときの喉の痛み
- 食欲不振
原因のウイルスや細菌によっては下記のような症状があらわれることがあります。
- リンパ節の腫れ
- 耳の痛み
- 頭痛
- 倦怠感
- 悪寒
- 体に赤い発疹
- 舌にブツブツができる(いちご舌)
子どもが扁桃炎のときに食事ができなくても大丈夫?
扁桃炎のときは、高熱や喉の痛みで食欲がなくなることも多いです。食欲がないときは、水分さえ充分に摂れていれば、数日食べられなくても問題はありません。
ただし水分補給はいつもよりも意識してこまめに行うようにしてください。
無理に食べさせる必要はありませんが、食事を摂ることで体力の回復に繋がるため、少しでも食べられるようであれば、食べられる範囲で食べさせてあげましょう。
次の章から扁桃炎のときにおすすめの食べ物をご紹介しますね。
子どもが扁桃炎のときにおすすめの食べ物は?
扁桃炎になると飲み込むときに痛みを感じることが多いため、喉を刺激しないような、飲み込みやすくて消化の良い下記のような食べ物がおすすめです。
- おかゆ
- 雑炊
- 柔らかく煮たうどん
- 味噌汁
- 野菜スープ
- はちみつを入れた牛乳
- アイスクリーム
- ゼリー
子どもが扁桃炎のときに避けた方が良い食べ物は?
喉に刺激を与える下記のような食べ物は、喉の痛みを悪化させる可能性があるため、避けた方が良いでしょう。
- 唐辛子やスパイスなどが入った辛い食べ物
- 柑橘系のフルーツやお酢が入った酸っぱい食べ物や飲み物
- 炭酸飲料
- 熱すぎる食べ物や飲み物
扁桃炎のホームケアで困ったらチャットで相談
子どもが扁桃炎でなかなか食べられないと、食べなくても大丈夫なのか、何を食べさせるのが良いのか悩むこともあるかと思います。そんなときは子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。チャットで看護師に質問して、症状に合ったおすすめの食べ物や食べさせ方を知ることができます。食事以外のホームケアの相談にものってもらえますよ。困ったときは利用を検討してみてくださいね。
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