子どもが嘔吐するときは食べさせないほうがいい?いつから食べられる?
子どもに嘔吐の症状があると「食べさせないほうがいいのかな?」と悩みますよね。そこでこの記事では、子どもが嘔吐するときの食べさせ方や食べ始めるタイミングなどをご紹介します。
子どもが嘔吐するときの原因は?
子どもが嘔吐する原因はいくつかありますが、とくに気をつけたいのは感染性胃腸炎です。感染性胃腸炎の多くはノロウイルスやロタウイルス、アデノウイルスなどのウイルスによるもので、嘔吐を繰り返すほか下痢や発熱がみられることもあります。
子どもが嘔吐をするときは食べさせないほうがいい?
子どもが嘔吐をするときは、1~2時間は食べさせないほうがいいとされています。嘔吐直後は胃が食べ物を受け付けられず、食べても再度吐いてしまう可能性があるからです。嘔吐を繰り返すと脱水を起こしやすくなるため、水分補給をしながらまずはしっかり胃を休めることを優先しましょう。
子どもが嘔吐した後、いつから食べさせていい?
子どもが嘔吐した後は、30分ほど経ったら飲み物を、1~2時間ほど経ったら食べ物を少しずつ与えてあげるといいでしょう。時間が経っても食べたがらない場合や顔色がよくない場合は、無理に食べさせる必要はありません。ただ、脱水を防ぐために水分補給はこまめに行ってあげてください。ここからは嘔吐後の食事の進め方をご紹介します。
30分ほど経ったら水分を摂らせる
嘔吐から30分ほど経ち症状が落ち着いてきたら、まずは水分を少量ずつ与えてあげましょう。最初はティースプーン1杯程度の水分を5〜10分おきに飲ませてあげます。その後しばらくしても嘔吐がみられなければ間隔を30分ほどあけ、水分の量をティースプーン7〜10杯程度に増やしてみてください。以下の飲みものを与えるのがおすすめです。
- 経口補水液
- 薄めたジュース(柑橘系は避ける)
- みそ汁の上澄み、野菜スープ
1~2時間経ったら食べ物を食べさせる
嘔吐から1~2時間が経ち、水分を摂取しても嘔吐しなくなったら、胃腸が回復してきたサインです。以下のような消化がよくエネルギー源となる食べ物を少しずつ食べさせてあげてください。
- おかゆ
- パン
- うどん
- りんご
- バナナ
- ゼリー
子どもの嘔吐のホームケアに悩んだら…
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