子どもが喉を痛がるときの対処法や受診の目安は?
子どもが喉の痛みでつらそうにしていると、なんとかしてあげたいと思いますよね。そこでこの記事では、子どもが喉を痛がるときの対処法や受診の目安などをご紹介します。
子どもの喉が痛くなる原因は?
喉が痛くなる原因は乾燥や喉の使いすぎなどさまざまですが、子どもに多いのは感染症によるものです。喉の痛みを引き起こす感染症には、一般的な風邪やインフルエンザ、ヘルパンギーナ、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、手足口病などがあります。
子どもの喉の痛みを和らげる対処法4選
喉の痛みが強いと食事や水分補給がつらくなることもあるので、適切な方法でケアすることが大切です。ここからは子どもの喉の痛みを和らげる対処法をご紹介します。
こまめに水分補給をさせる
水分補給をすると、喉がうるおって痛みが和らぐことがあります。脱水を予防するためにも重要なので、少量ずつこまめに水分を摂らせるようにしましょう。飲み物は湯冷ましや麦茶、幼児用のイオン飲料など喉が痛いときでも飲みやすいものなら何でもかまいません。酸味の強い柑橘系のジュースや炭酸飲料は喉にしみることがあるので避けたほうがよいでしょう。
部屋を加湿する
部屋の湿度が低いと、喉が乾燥して痛みがひどくなることがあります。部屋の湿度が50~60%くらいになるように加湿器などで調整しましょう。洗濯物や濡れたタオルを室内に干したり、お風呂のドアを開けたままにしたりすることでも部屋の湿度を高められます。
柔らかくて喉越しがよいものを食べさせる
硬くて飲み込みにくい食べ物は、喉を刺激して痛みがひどくなることがあります。喉の痛みがあるときはゼリーやプリン、ヨーグルト、りんごのすりおろしなど柔らかくて喉越しがよいものを食べさせるのがおすすめです。アイスクリームなど冷たいものも食べやすいと感じることがあります。
痛み止めの薬を服用させる
喉の痛みのせいで水分補給ができなかったりぐずって眠れなかったりするときは、痛み止めの薬を服用させるのもひとつの方法です。飲ませるときは対象年齢を確認し、必ず用法用量を守って服用させるようにしてください。
子どもの喉の痛みで受診する目安は?
感染症などが治れば喉の痛みも落ち着くことがほとんどなので、機嫌がよく水分補給ができていれば自宅で様子をみてもかまいません。ただし、喉の痛みにより水分補給ができない場合は脱水を引き起こすおそれがあります。また喉の腫れが悪化して呼吸困難を起こすこともあります。
下記の症状に当てはまるときは、すぐに受診してください。夜間や休日は救急外来を受診しましょう。
- 喉の痛みが非常に強くツバや水分を飲み込めない
- 発熱や下痢が続いている
- 泣いても涙が出ない
- 半日以上、尿が出ていない
- 口の中や唇が渇いている
- 元気がなくぐったりしている
- 呼吸困難を訴える
子どもの受診はオンラインでも
子どもが喉を痛がってつらそうにしていると病院へ連れて行くべきか悩みますよね。感染リスクや待ち時間が気になることもあるかと思います。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」のオンライン診療が便利です。自宅にいながら診察を受けられるので、感染リスクを気にする必要もありませんよ。医師が必要と判断した場合は薬も処方されるので、困ったときは検討してみてくださいね。