子どもがRSウイルスに感染したらお風呂はどうする?湯船に浸からせてもいい?
子どもの体調が悪いと、お風呂に入れていいのか悩んでしまうのではないでしょうか。今回は子どもがRSウイルスに感染したときのお風呂はどうするかや、お風呂に入れるときのポイントをまとめました。
RSウイルスとは?
RSウイルスは「RSウイルス感染症」を引き起こすウイルスです。2歳までにほとんどの子どもが感染します。一度かかっても十分な免疫ができないので感染を繰り返すこともありますが、感染するたびに症状は軽くなります。
RSウイルスの症状は?
RSウイルスの主な症状は、発熱・咳・鼻水など風邪のような症状です。ほとんどの場合数日から1週間程度でおさまりますが、初めて感染したときや3ヶ月未満の乳児が感染したときは、症状が重くなりやすい傾向があります。
子どもがRSウイルスに感染したらお風呂はどうする?
子どもがRSウイルスに感染していても、元気であればお風呂に入れてもかまいません。熱があってぐったりしている、体調が悪くて入るのを嫌がるときなどは、お風呂は控えたほうがいいでしょう。
RSウイルス感染症の子どもをお風呂に入れるときのポイント3選!
RSウイルス感染中にお風呂に入ること自体は問題ありませんが、症状が悪化しないように気をつけたいところではあります。ここでは、RSウイルスに感染した子どもをお風呂に入れるときのポイントをご紹介します。
ぬるめのお湯に短時間入る
熱いお湯のお風呂に入ると体力を消耗します。湯船に浸かるときは体力を消耗させないように、39〜40℃くらいのぬるめのお湯にしてください。湯船に長時間つかるのも体力を消耗するので、早めに切りあげるようにしましょう。湯船につからず、ぬるめのシャワーでさっと流す程度でもかまいません。
水分補給させる
お風呂に入ると汗をかくため、入浴前後に意識的に水分を摂らせましょう。あまり水分が摂れていないときは、お風呂はやめておいたほうが安心です。
湯冷め対策をする
お風呂からあがって汗が引いたら早めに服を着せ、髪を乾かしてあげましょう。体が冷えると症状がぶり返してしまうこともあるので、湯冷め対策も大切です。
RSウイルスのホームケアに悩んだら…
RSウイルスは子どもがかかりやすい感染症です。特効薬がないため感染すると対症療法をしながら過ごすことになり、ホームケア方法に悩むこともあるかもしれません。そんなときは子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。ホームケアの方法などを、チャット形式で看護師に無料で相談することができます。困ったときは検討してみてくださいね。