水ぼうそうはプールで感染する?水泳はいつからしていい?
感染力がとても強い水ぼうそう。水ぼうそうになったとき、プールに入ってもいいのでしょうか?この記事では、水ぼうそうがプールで感染するのかや、水泳はいつから再開できるのかなどをご紹介します。
子どもの水ぼうそうの症状は?
子どもが水ぼうそうに感染すると、1~2週間ほどの潜伏期間を経て、下記のような症状があらわれます。
- 痒みを伴う赤い発疹、水ぶくれ
- 発熱(ないこともある)
発疹はまず顔や頭にあらわれ、数日かけて全身に広がります。赤いブツブツから水ぶくれ、かさぶたへと順に変化し、各段階の発疹が混在するのが特徴です。適切にケアをすれば1週間ほどで改善する場合がほとんどですが、稀に熱性けいれんや肺炎などを合併して重症化することもあります。
水ぼうそうの感染経路は?
水ぼうそうの主な感染経路は、空気感染と飛沫感染です。空気感染では、空気中に浮遊するウイルスを吸い込むことによって感染します。飛沫感染は、感染者の咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込むことによる感染です。また、かさぶたになる前の発疹にはウイルスが含まれているため、感染者の肌に直接触れると接触感染することもあります。
水ぼうそうはプールで感染するの?
水ぼうそうは、プールで感染する可能性があります。空気感染や飛沫感染によってかかることが多いものの、発疹がかさぶたになる前にプールに入ると水ぶくれが破けて中のウイルスが出てきて、接触感染が起こることもあります。
水ぼうそうになったら水泳はNG?いつから再開できる?
プールで感染を広げないために、赤いブツブツや水ぶくれがある間は水泳はやめておきましょう。発疹が全てかさぶたになれば周りの人にうつす心配はなくなるため、水泳を再開してもいいでしょう。ただし自己判断ではかさぶたになっていない発疹を見落とす可能性もあるので、水泳を再開する前に医師にみてもらうと安心です。また全身にかさぶたがあると目立つので、気になる場合は3週間ほど経ってかさぶたが剥がれ落ちてから水泳を再開してもいいかもしれませんね。
水ぼうそうの相談はオンラインでも
先にもご説明したとおり、水ぼうそうの発疹がかさぶたになっても、プールに入る前には医師に診てもらうのが安心です。とはいえプールに入っていいかを確認するためにわざわざ病院に行くのも大変ですよね。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」のオンライン診療が便利です。家にいながらスマホのビデオ通話で医師の診察を受けられます。登園許可書の発行も可能なので、困ったときは検討してみてくださいね。