アデノウイルスで子どもがご飯を食べないときはどうする?おすすめの食事は?
子どもがアデノウイルスに感染すると、高熱や喉の痛みが続いたり、場合によっては腹痛や下痢などが起こったりするため、ご飯を食べなくなることがあります。ご飯を食べないときはどうすればいいのでしょうか?この記事ではアデノウイルス感染中におすすめの食べ物や、ご飯を食べないときの対処法などをご紹介します。
アデノウイルスとは?
アデノウイルスは、夏に子どもの間で流行する「咽頭結膜熱(プール熱)」や「流行性角結膜炎(はやり目)」などの原因となるウイルスです。ウイルスの種類が多いため、何度も感染したり、胃腸炎や呼吸器疾患などさまざまな病気を引き起こしたりします。
とくに咽頭結膜熱では、充血や目やになど目の症状だけでなく高熱や喉の痛みが出ることもあり、症状の程度によってはご飯が食べられなくなることも。適切にケアしてあげることが大切です。
アデノウイルスで子どもがご飯を食べないときはどうする?
子どもがご飯を食べないと栄養面が心配になるかもしれませんが、嫌がる場合は無理に食べさせる必要はありません。アデノウイルスによる症状は5日ほどで自然と治まり、同時に食欲も戻る場合がほとんどです。体力を落とさないように、子どもが欲しがるものを好きなタイミングで食べさせながら様子をみましょう。
ご飯を食べないときに注意したいのは脱水です。食欲がない場合でも、水分補給は必ずこまめに行うようにしてください。
アデノウイルス感染中におすすめの食事は?
アデノウイルスに感染しているときは、消化がよくエネルギーになりやすい下記のような食べ物がおすすめです。喉の痛みが強い場合は、アイスやヨーグルトなど冷たい食べ物もいいでしょう。
- おかゆ、おにぎり
- パン
- うどん
- バナナ
- りんごのすりおろし
- ゼリー
- プリン
アデノウイルス感染中に避けた方がいい食事は?
子どもが食べられるものであれば基本的に何を与えてもかまいません。ただ食物繊維を多く含むものや脂っこいものなど、胃腸に負担がかかる食事は避けるのが安心です。また喉の痛みが強い場合は、酸味が強いもの、硬くて飲み込みにくいものは控えたほうがいいでしょう。具体例は以下の通りです。
食物繊維を多く含む食べ物
- さつまいも
- かぼちゃ
- 納豆
脂っこい食べ物
- ラーメン
- 焼きそば
- スナック菓子
酸味が強い食べ物
- みかん
- パイナップル
- いちご
硬くて飲み込みにくい食べ物
- せんべい
- カットしたりんご
アデノウイルスのホームケアに悩んだら…
アデノウイルスに感染するとさまざまな症状があらわれるので、ホームケア中に悩むこともあるかと思います。そんなときは子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。看護師に個別のチャットで相談でき、子どもの症状に合わせたアドバイスをもらえます。相談は無料なので、困ったときは検討してみてくださいね。