チョコやピーナッツで鼻血が出る?鼻血と食べ物の関係性は?

子どもの病気


子どもが鼻血を出すと、「チョコが原因かも」「ピーナツを食べ過ぎたせいかな」などと心配になる人もいるかもしれません。そこでこの記事では、食べ物と鼻血には関係があるのかや、子どもの鼻血の原因をご紹介します。

チョコやピーナッツを食べると鼻血が出るのは本当?

「チョコやピーナッツを食べると鼻血が出る」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、医学的な根拠はありません。なぜこのような噂が広がたのかについては、「チョコレートが高価だった時代に親が子どもに食べさせ過ぎないように言い始めた」「チョコやピーナッツなど脂質が多い食べ物を食べ過ぎると余ったエネルギーが鼻血として出ると考えられていた」など諸説あります。

また「チョコレートにはポリフェノールなど血行をよくする成分が含まれているため、体質によっては鼻血が出やすくなる」といった噂もあるようですが、これについても医学的にはっきりとしていません。

子どもの鼻血と食べ物には関係があるの?

チョコレートやピーナッツに限らず、鼻血と食べ物の関係は医学的に証明されていません。そのため食べたものが鼻血の直接的な原因になることは基本的にないとされています

子どもの鼻血の原因は?

子どもの鼻血の原因の多くは食べ物ではなく、鼻をよく触る、ぶつける、強くかむなど鼻への刺激です。子どもの鼻の粘膜は薄いので、ちょっとした刺激で傷ついて出血しやすいです。また風邪やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などで鼻の粘膜のバリア機能が弱まることでも鼻血が出やすくなります。

子どもの鼻血の相談はオンラインでも

頻繁に鼻血を出す子どももいるので、今回ご紹介した食べ物との関係や鼻血の原因以外にも、ケア方法や受診のタイミングなどで悩むこともあるかもしれません。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。看護師に個別チャットで相談したり、自宅にいながらビデオ通話で医師のオンライン診療を受けたりすることができますよ。看護師へのチャット相談は無料で利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。

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執筆/編集
キッズドクターマガジン編集部

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