蕁麻疹はうつるの?子どもが蕁麻疹のときに親が気をつけることは?
どの年齢でも起こりうる蕁麻疹ですが、子どもの蕁麻疹が親にうつることもあるのでしょうか。この記事では蕁麻疹が人にうつるのかや、子どもに蕁麻疹が出ているときに親が気をつけたいことなどをご紹介します。
蕁麻疹はなぜ起こる?
子どもの蕁麻疹の原因はさまざまですが、主に下記のようなことがきっかけで起こるケースが多いです。
- 食べ物や薬剤などによるアレルギー
- 青魚や肉類の摂取
- 植物との接触
- 虫刺され
- 感染症
- 摩擦や圧迫、日光などの刺激
- 汗をかくことや、発汗を促す刺激
- 寒冷、温熱
- 疲労やストレス など
ただし、上記の原因によって誰もが蕁麻疹を起こすわけではありません。また体調・気分の変化や運動の有無といった条件が組み合わさって症状が出たり消えたりすることもあるので、原因を特定できないことも珍しくありません。
1ヶ月以上にわたって繰り返し症状があらわれる慢性蕁麻疹では、原因がはっきりしない場合がほとんどです。
蕁麻疹は人にうつるの?
蕁麻疹自体には感染性がないため、人にうつることはありません。ただし細菌やウイルスの感染によって蕁麻疹が出ている場合、原因となっている感染症が人にうつる可能性はあります。
子どもに蕁麻疹が出ているときに親が気をつけることは?
蕁麻疹だけでなく発熱や喉の痛みなど感染症を疑う症状がみられる場合は、家庭内で感染症が広がらないよう、親も気をつける必要があります。下記のような感染対策を行いましょう。
石鹸で手を洗う
手洗いは接触感染の予防に効果的です。帰宅時や食事の前、トイレの後などは石鹸で手を洗うようにしましょう。便の中にウイルスが含まれていることもあるので、おむつ交換後や子どもがトイレで排便後にお尻を拭いた後も忘れずに手を洗うようにしてください。
マスクを着用する
不織布製のマスクは飛沫感染をある程度防ぐ効果があるとされているため、看病するママ・パパは着用するようにしましょう。子ども本人がマスクをすることでさらに予防効果が高まるので、嫌がらない場合は着用させてください。
食器やタオルの共有を避ける
食器やタオルを家族で共有することでも、感染症がうつることがあります。症状が出る前から感染力をもっているウイルスもあるので、普段から一人ひとり専用のものを使うようにしておくと安心です。
子どもの蕁麻疹の相談はオンラインでも
蕁麻疹の原因が感染症でない場合は親にうつることはなく、症状も数時間程度おさまる場合が多いですが、皮膚が赤くなったり痒みを伴ったりするとホームケアに悩むことがあるかもしれません。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。看護師にチャットで相談したり、ビデオ通話で医師のオンライン診療を受けたりすることができますよ。看護師へのチャット相談は無料なので、ぜひチェックしてみてくださいね。