水いぼでかゆい!対処法は?かゆみ止めは使える?
子どもが水いぼでかゆがっていると、なんとかしてあげたいと思いますよね。そこでこの記事では、水いぼでかゆいときの対処法やかゆみ止めは使えるのかなどをご紹介します。
水いぼとは?
水いぼは伝染性軟属腫ウイルスによって引き起こされる皮膚の感染症で、正式名称を「伝染性軟属腫」といいます。水いぼに感染すると、お腹や背中、手足などに1~5mm大の丸くてツルツルしたイボがあらわれます。ウイルスに対する抗体ができることで数ヶ月から数年の期間を経て自然に治ることが多いですが、症状などによっては治療が必要になることもあります。
水いぼでかゆいこともある?
水いぼ自体にはかゆみや痛みといった自覚症状はほとんどありません。ただ水いぼの周りの肌が乾燥していたり、湿疹ができていたりすると、かゆみを感じることもあります。
水いぼはかかないように注意!
水いぼを引っかいてイボが潰れると、中に入っているウイルスが出てきてきます。ウイルスが手に付着しそのまま別の部位を触ると、水いぼが広範囲に広がることがあります。また傷口から雑菌が入ってとびひなどの感染症を引き起こすこともあるため、水いぼはかかないように注意することが大切です。
水いぼでかゆいときはどうする?かゆみ止めは使える?
ここからは、水いぼの周りがかゆいときの対処法をご紹介します。
冷やす
冷やすとかゆみが和らぐことがあります。冷水で濡らしたタオルやハンカチに包んだ保冷剤などを当ててかゆみがある部分を冷やしましょう。ただし子どもが嫌がるときは無理に冷やす必要はありません。
かゆみ止めを使う
かゆみが引かない場合は、かゆみ止め薬を使うのもよいでしょう。市販のかゆみ止め薬を使う場合はステロイド無配合のものを選び、必ず用法用量を守るようにしてください。ステロイド剤が配合されているものを使うと水いぼの症状が悪化することもあるので、自己判断での使用は避けましょう。かゆみ止め薬を使ってもかゆみがおさまらない場合や、かきむしって皮膚が傷ついている場合は、小児科や皮膚科を受診してくださいね。
肌を保湿する
肌が乾燥することでかゆみを感じることもあります。保湿は肌のバリア機能を守るためにも必要なので、お風呂あがりやプールの後などに保湿剤でケアするようにしましょう。
水いぼの相談はオンラインでも
先にもご説明したとおり、水いぼでは自己判断で使うのを避けた方がいい薬もあります。とはいえ、薬のことを相談するためにわざわざ病院に行くのは大変ですよね。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。オンライン診療では自宅にいながらスマホのビデオ通話で診察を受けられ、医師が必要と判断した場合は適切な薬が処方されます。無料で利用できる看護師へのチャット健康相談サービスもあるので、困ったときは検討してみてくださいね。