水ぼうそうを潰してしまったらどうなるの?きれいに治す方法は?
水ぼうそうに感染すると痒みのある発疹があらわれ、やがて水ぶくれになります。水ぼうそうの水ぶくれを潰してしまったらどうなるのでしょうか?この記事では、水ぼうそうを潰すとどうなるのかや、きれいに治す方法などをご紹介します。
水ぼうそうの症状は?
水ぼうそうでは、主に下記のような症状があらわれます。
- 痒みを伴う赤い発疹、水ぶくれ
- 発熱(ないこともある)
発疹は頭や顔から出始めることが多く、数日かけて全身に広がります。赤いブツブツから水ぶくれ、かさぶたへと順に変化し、各段階の発疹が混在するのが特徴です。
水ぼうそうは潰しちゃだめなの?
水ぼうそうの水ぶくれは潰さないようにしましょう。子どもは痒さを我慢できなかったり、水ずぶくれが気になったりして潰してしまうこともあるかもしれませんが、できるだけ潰さないように注意してくださいね。
水ぼうそうを潰してしまったらどうなる?
水ぼうそうの水ぶくれを潰してしまうと、傷口から細菌が入って皮膚の感染症である「とびひ」を引き起こすことがあります。また、かさぶたになる前の水ぶくれにはウイルスが含まれているので、潰れることで中からウイルスが出てきて接触感染が起こりやすくなります。さらに水ぶくれが潰れて表皮の内側にまで炎症が及ぶと、でこぼことした跡が残ることがあります。
水ぼうそうをきれいに治す方法は?
水ぼうそうをきれいに治すには、できるだけ水ぶくれを潰さず、肌を傷つけないようにすることが大切です。爪を短く切る、痒みを和らげるためにハンカチで包んだ保冷剤や水で濡らしたタオルで患部を冷やす、といったケアを行いましょう。
痒みが強い場合は痒み止めの薬を処方してもらえることがあるので、一度受診しましょう。水ぶくれが潰れたときも早期に適切な治療を受けることできれいに治りやすくなるので、早めに受診するようにしましょう。
水ほうそうの相談はオンラインでも
水ぼうそうは一般的に軽症で済むことが多い感染症ですが、全身に発疹ができたり水ぶくれが潰れたりすると、ホームケア中に不安になることもあるかもしれません。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。チャットで看護師に相談したり、ビデオ通話でオンライン診療を受けたりすることができますよ。夜間や休日も利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。