予防接種後に赤ちゃんが発熱!いつまで続く?受診の目安や対処法は?
生後2ヶ月からはじまる赤ちゃんの予防接種。予防接種をうけると、副反応で発熱することがあります。この発熱はいつまで続くのでしょうか?病院を受診する目安や対処法もまとめました。
予防接種後に赤ちゃんが発熱するのはなぜ?
予防接種後に赤ちゃんが発熱するのは、そんなに珍しいことではありません。ワクチンは細菌やウイルスを弱めたり無毒化したりしたもので作られているので、接種すると体がそのウイルスや細菌に感染したときと似たような環境になり、一時的に発熱などの症状が出ることがあります。これをワクチンの「副反応」といいます。
ただし、予防接種後に発熱したからといって、それが必ずしも副反応とは限りません。同じタイミングで風邪などの感染症にかかり、それによって発熱している可能性もあります。予防接種後に発熱したら、他に風邪のような症状がないかも見てあげてくださいね。
予防接種後の赤ちゃんの発熱はいつからいつまで?
予防接種の副反応での発熱は、ほとんどの場合接種した当日に始まり、1〜2日でおさまります。
ただ、麻しんや水痘、おたふく風邪などの「生ワクチン」の場合は、接種後5〜10日ほど経ってから発熱することもあります。こちらも通常1〜2日で解熱します。
予防接種の赤ちゃんの発熱で病院に行く目安は?
予防接種後に発熱し、下記のような状態のときは病院を受診しましょう。
- 日に日に熱が高くなっている
- 3日以上熱が続いている
- 水分がとれないほどぐったりしている
- 熱以外に鼻水や咳などの症状がある
また下記のような症状がある場合はショックやアナフィラキシーの可能性もあるので、すぐに病院を受診するか救急車を呼んでください。
- 蕁麻疹が出ている
- 呼吸困難、呼吸が荒い、顔色が悪い
- 意識が低下している
予防接種後に赤ちゃんが発熱したときの対処法
予防接種後に赤ちゃんが発熱したら、安静にして過ごしましょう。冷えないように気をつけて、水分はしっかりとらせるようにしてください。安静にしていれば、1〜2日ほどで解熱することがほとんどです。
予防接種後のホームケアに悩んだら…
赤ちゃんが予防接種後に発熱するのは珍しいことではありませんが、いつもと違う様子だと不安になりますよね。ホームケアや受診のタイミングに悩んだら、子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。看護師に無料でアドバイスが貰える「チャット健康相談」や医師の「オンライン診療」で、自宅から相談することができますよ。ひとりで悩みすぎず、困ったときは検討してみてくださいね。