おたふくかぜワクチンの料金は?2回目は値段が変わる?

ワクチン・予防接種


子どもがかかりやすい「おたふく風邪」。感染予防には予防接種が有効といわれています。今回はおたふく風邪ワクチンの料金についてご説明します。

おたふく風邪のワクチンはなぜ必要?

おたふく風邪は4〜6歳頃の子どもがかかりやすい病気です。感染すると、発熱や耳の下の腫れ・痛みなどがあらわれます。基本的に軽症で済みますが、まれに脳症、難聴など、命や発育に影響を及ぼしかねない重篤な合併症が発症することもあります

おたふく風邪のワクチンは、これらの合併症を予防することが目的です。ワクチンを接種した90%前後の人におたふく風邪に対する免疫ができると言われています。

おたふく風邪ワクチンの接種には費用がかかるの?

おたふく風邪ワクチンは「任意接種」という分類の予防接種です。BCGや日本脳炎など「定期接種」のワクチンは無料で接種することができますが、「任意接種」のワクチンは接種に費用がかかります。そのためおたふく風邪のワクチンを接種する際は、費用を自費で負担する必要があります

おたふく風邪ワクチンの料金は?

おたふく風邪ワクチンの料金は、病院によって異なります。一般的に4,000〜6,000円ほどで接種できる病院が多いようです。

おたふく風邪のワクチンは2回打つことで抗体を獲得できるとされています。1回目も2回目も基本的に料金はかわらないため、2回で8,000〜12,000円の費用がかかります。

おたふく風邪ワクチンの接種費用は助成されることも!

前述のように8,000〜12,000円の費用がかかるおたふく風邪ワクチンですが、自治体によっては料金の一部が助成されることもあります。助成の有無や金額は自治体によって異なるので、お住いの地域のホームページや案内を確認してみてください。

子どもの健康に関する不安はオンラインで相談!

おたふく風邪をはじめ、子どもはさまざまな感染症にかかります。またワクチンを打つと、副反応による体調不良が起こることも。子どもの急な体調不良や健康に対する不安がある際は、子どもの医療アプリ「キッズドクター」のチャット健康相談が便利です。看護師に無料で相談でき、必要な場合はオンラインで医師の診察を受けることもできます。いざというときのお守りにしてくださいね。

監修者について

監修者 | 看護師 森 真也香
小児救急受け入れ可能な救命救急センターにて勤務し、命の重さと向き合いながら、トリアージや小児救急の大切さ、家族看護を学ぶ。BLS,ICLS 取得。その後緩和ケア病棟にて命の尊さを強く感じ、徹底的に寄り添い看護を実施する。現在はキッズドクターオペレーションマネージャーとして、安全でより良い医療を提供できるようスタッフに寄り添い対応を伝えている。

この記事について

執筆/編集
キッズドクターマガジン編集部

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