おむつかぶれのときのお風呂のポイントまとめ
おむつかぶれが起こると、お風呂に入るときにいつも通り体を洗っても良いのか、特別なケアは必要なのかなど気になることが出てきますよね。こちらの記事では、おむつかぶれのときのお風呂のポイントをご紹介します。
おむつかぶれの症状は?
おむつかぶれになると、おむつを着用しているお尻や、おむつの縁が触れる太ももの付け根などに
・炎症が起こって肌が赤くなる
・ポツポツとした赤い発疹が現れる
・皮膚がカサカサになる
といった症状があらわれます。
症状が強いと肌がただれたり、痛みや痒みが生じたりすることもあります。
おむつかぶれのときにお風呂に入ってもいいの?
おむつかぶれのときも、いつも通りお風呂に入ってかまいません。むしろおむつが接れるお尻や足の付け根などを清潔に保つことが大切なので、入浴して患部を優しく洗い、しっかりケアをするようにしましょう。
ただし皮膚が敏感になっているため、体を洗うときやお風呂後のケアでは強い刺激を与えないことが大切です。具体的に気をつけるポイントを次の章でご説明します。
おむつかぶれのときのお風呂のポイントは?
ここからはおむつかぶれのときのお風呂のポイントをご紹介します。
お湯の温度はいつもより低めにする
おむつかぶれのときは普段よりも肌がデリケートな状態です。お湯の温度が熱いとしみて痛みが生じることもあるので、シャワーや湯船のお湯の温度はいつもよりも低めにしましょう。
患部を洗うときはゴシゴシ擦らない
患部を清潔にするのは大切ですが、洗うときにゴシゴシ擦るのはNGです。敏感になっている肌に刺激が強く加わり、おむつかぶれを悪化させてしまうおそれがあります。肌に優しい石けんやボディソープを泡立てて、優しく洗うようにしてください。泡はしっかり流しきることを意識しましょう。
おむつを履かせる前にしっかり乾かす
肌が濡れた状態でおむつを履かせると、おむつのなかが蒸れて症状が悪化する可能性があります。お風呂から上がった後はお尻の周りをしっかり乾かしましょう。タオルでゴシゴシ拭くことはせず、柔らかいタオルを優しく押し当てるようにして水気を取ります。
保湿剤で肌を保護する
お尻をしっかり乾かしたら、おむつを履かせる前にワセリンや保湿クリーム、ベビーオイルなどで保湿するのが良いでしょう。肌を刺激から守るバリア機能を高めてくれます。優しくペタペタと肌の上にのせるイメージで塗ってあげてくださいね。
シャワーが難しいときは座浴で洗い流す
シャワーで洗うのが難しい場合は、ぬるま湯を入れた洗面器でお尻を洗う座浴がおすすめです。洗面器のなかに赤ちゃんを座らせるようにして、優しくお尻を洗い流しましょう。洗い流した後は、しっかり乾燥・保湿をしてあげてください。
おむつかぶれのホームケアで困ったらチャットで相談
おむつかぶれは少しでも早く治して楽にしてあげたいですよね。ホームケアに悩んだときは、子どもの医療アプリ「キッズドクター」が便利です。看護師にチャットで気軽に相談でき、症状に適したケア方法などのアドバイスをもらえます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。