夏は水分補給が大切!子どもの水分補給のポイントは?
子どもはたくさん汗をかくので、特に夏の暑い日は「しっかり水分補給をしなくては!」と思いますよね。でも、どのくらい飲ませたらいいのか、どんな飲み物がいいのかなど、迷ってしまうことも。そこでこの記事では、夏の水分補給のポイントについて詳しくご紹介します。
夏はしっかり水分補給を!
体の中の水分が足りなくなると、熱中症にかかるリスクが高まります。子どもは体に熱がこもりやすく熱中症にかかりやすいため、しっかり水分補給をして予防しましょう。
「喉が渇いた」と感じたときには、すでに脱水の初期段階です。子どもが飲みたがったときに飲ませるのではなく、こまめな水分補給を心がけてくださいね。
夏の子どもの水分補給のポイント①どれくらいの量が必要?
子どもが1日に必要とする水分量は明確に定められているわけではありませんが、目安として下記を参考にしてみてください。
- 生後0〜11ヶ月:体重1kgあたり150mL/日
- 1〜6歳:体重1kgあたり100mL/日
- 小学生:体重1kgあたり80mL/日
これには、味噌汁やスープなど食事からとる水分量も含まれています。
たとえば、生後8ヶ月で体重8kgの赤ちゃんは1,200mL、3歳で体重14kgの子どもは1,400mLが1日の水分量の目安です。ただしあくまでも目安なので、子どもが欲しがっていたら1日の必要量を超えて飲ませても問題ありません。
夏の子どもの水分補給のポイント②どんなタイミング?
夏は1日を通して、子どもが喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分補給をすることが大切です。そのうえで、特に以下のようなタイミングには、しっかり飲ませるようにしましょう。
- 起床時
- 外から帰ってきたとき
- 運動中や前後
- 入浴の前後
- 寝る前
夏の子どもの水分補給のポイント③どんな飲み物がいい?
基本的には、水やノンカフェインのお茶を飲ませるのがいいでしょう。特に麦茶はミネラルが豊富で子どもも飲みやすく、おすすめです。赤ちゃんはミルクや母乳でも水分補給ができます。
大量に汗をかいている場合は、一時的に子ども向けのイオン飲料や経口補水液など電解質を含んだ飲み物を飲ませてもいいでしょう。イオン飲料や経口補水液が苦手な場合は、経口補水液とリンゴジュースを1対1で割ると飲みやすくなるので試してみてください。ただしジュースやスポーツドリンクは糖分を多く含むため、飲みすぎには気をつけてくださいね。
夏を元気に乗り切ろう!
今回ご紹介したポイントを参考に、こまめに水分補給をして元気に夏を過ごせるといいですね。しかし、しっかり水分補給をしていても、子どもは体調を崩すことがあります。そんなときは看護師に相談できるアプリ「キッズドクター」が便利です。個別チャットでやり取りできるため、知りたいことをピンポイントで教えてもらえますよ。相談は無料で利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。