乳児湿疹はいつから?いつまで続く?
乳児湿疹は赤ちゃんの時期によくみられますが、具体的にいつ頃あらわれるものなのでしょうか?この記事では、乳児湿疹がいつから始まりいつまで続くのかや、ピークを迎える時期についてご紹介します。
乳児湿疹とは?
乳児湿疹とは、新生児期から乳児期にみられる皮膚トラブルの総称です。症状は月齢や体質によってさまざまですが、代表的な乳児湿疹には下記のようなものがあります。
- 新生児ニキビ(新生児ざ瘡):頭皮やおでこ、頬などに白い芯が入った吹き出物や赤いブツブツがあらわれる
- 乳児脂漏性湿疹(新生児脂漏性湿疹):頭部やおでこ、眉毛の生え際などに黄色い皮脂やフケのようなものがあらわれる
- 乾燥性湿疹:お腹や背中、顔、手足などが、ひび割れしたり粉をふいたような状態になったりする
乳児湿疹はいつから起こる?
一般的に乳児湿疹は生後2週間頃からあらわれ始めます。この時期にみられる乳児湿疹は、新生児ニキビであることが多いです。
生後3~4週間頃になると乳児脂漏性湿疹ができ始め、生後2〜3ヶ月を過ぎると皮脂の分泌量が落ち着いてくるため乾燥性湿疹が起こりやすくなります。ただし個人差が大きいため、赤ちゃんによってあらわれる時期や症状、程度は違います。
乳児湿疹はいつまで続く?
適切にケアをすれば、新生児ニキビは症状が出てから数週間〜数ヶ月で、脂漏性湿疹は生後8〜12ヶ月頃までに自然と治るケースがほとんどです。1歳を過ぎる頃には皮膚のバリア機能が整ってくるため、乾燥性湿疹などほかの乳児湿疹も落ち着いてくることが多いとされています。
乳児湿疹のピークはいつ?
一般的に乳児湿疹のピークは、皮脂が特に多く分泌される生後2〜3ヶ月頃です。
ただし湿疹の種類によっても違いがあり、新生児ニキビは生後1ヶ月頃、乾燥性湿疹は空気が乾燥しやすい冬にピークを迎える傾向があります。
乳児湿疹の相談はオンラインでも
乳児湿疹は適切にケアをすれば自然と治る場合がほとんどなので、基本的に心配しすぎる必要はありません。とはいえ、なかなか治らないときなどは、「このまま様子をみて大丈夫かな」と不安になることもあるかと思います。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。看護師に個別チャットで相談でき、乳児湿疹のケア方法や受診の目安などアドバイスをもらえます。チャット相談は無料で利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。