ヘルパンギーナで口が痛いときにおすすめの食べものは?食事ができないときはどうする?
子どもの三大夏風邪のひとつであるヘルパンギーナ。口の中の痛みが強く食事ができなくなることもあるため、不安になりますよね。そこでこの記事では、ヘルパンギーナにかかったときにおすすめの食べ物や、食事ができないときの対処法などをご紹介します。
ヘルパンギーナとは?
ヘルパンギーナは夏頃に流行する感染症で、4歳以下、とくに1歳代の子どもの感染が多いとされています。原因ウイルスは複数あり、感染すると39℃以上の発熱がでるほか、喉や上あごの粘膜などに水ぶくれのような小さな発疹が表れます。
重症化することはほとんどありませんが、口の中や喉の痛みが強く、食事や水分が摂りづらくなることがあります。
ヘルパンギーナで食事ができないときはどうする?
先述のとおり、ヘルパンギーナにかかると高熱が出たり、口の中や喉が強く痛んだりすることから、食事がとれなくなることがあります。
栄養面が気になるかもしれませんが、症状が治まれば食欲も戻る場合がほとんどなので心配しすぎる必要はありません。食事ができない場合は無理に食べさせようとせず、子どもが欲しがるものを好きなタイミングで食べさせてあげましょう。
ただ脱水を防ぐために、水分はこまめに摂取しましょう。同時に低血糖を防ぐためにも、少し糖分の入った小児用スポーツ飲料やりんごジュースを摂取させるのがおすすめです。
ヘルパンギーナで口内が痛いときにおすすめの食べ物は?
ヘルパンギーナで口内を痛がるときは、柔らかくて喉越しがよい食べ物を与えるのががおすすめです。とくに冷たいものは痛みを感じにくく食べやすいと感じる子どもが多いので、次のような食べ物を試してみてください。
- ゼリー
- プリン
- アイス
- ヨーグルト
- りんごのすりおろし
また先にもご説明した通り、低血糖を防ぐためには適度な糖分摂取が大切です。スポーツ飲料で接種できていればいいですが、苦手で飲めない場合はゼリーやプリンなどで糖分を摂取しましょう。
ヘルパンギーナのときに避けたほうがいい食べ物は?
ヘルパンギーナにかかったときは口内への刺激を控えたほうがいいので、下記のような食べ物は避けるのが安心です。
- 口内に刺激を与える熱いもの
- せんべいやカットしたりんごなど硬くて飲みこみにくいもの
- みかんやパイナップルなど酸味が強いもの
- 塩辛いスナック菓子
ヘルパンギーナのホームケアに悩んだら…
ヘルパンギーナは軽症で済むことが多い病気ですが、一時的に食事がとれなくなることもあるため、ホームケア中に不安になることもあるかと思います。そんなときは子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。無料チャットで看護師とやり取りでき、受診の目安やホームケアのポイントを教えてもらえます。困ったときは検討してみてくださいね。