子どもの脱水症のサインは?見分ける方法は?
子どもは大人に比べて脱水症状になりやすく、発熱や嘔吐時、汗をたくさんかいたときなどは脱水症状のサインを見逃さないことが大切です。こちらの記事では、子どもの脱水症のサインや見分け方をご紹介します。
子どもは脱水症状になりやすい!
脱水症状とは発熱・嘔吐・下痢などの症状があるときや、汗をたくさんかいたときなどに、体の水分量が足りなくなることで起こる症状です。子どもは大人よりも体内の水分量の割合が高く、代謝も良いことから脱水症状になりやすいとされています。症状が軽いうちは水分補給をすることで回復しますが重症化すると危険なので、脱水症状の初期サインを見逃さないことが大切です。
子どもの脱水症のサインは?
子どもが脱水症になると様々なサインが現れます。発熱・嘔吐・下痢などの症状があるときや汗をたくさんかいて脱水が疑われるときは、下記のようなサインがないか確認するようにしましょう。
- 喉が乾いている
- トイレに行く回数が減っている
- 口の中や唇が乾燥している
- 食欲がない
- 元気がない
- ぐったりしている
- 顔色が悪い
- ぼんやりして眠りがち
- 泣いているのに涙が出ない
- 熱があるのに汗をかいていない
重症化すると、意識障害やけいれんが起こることがあります。その場合は診療時間外であってもすぐに受診するようにしてください。
子どもの脱水症を見分ける方法は?
軽症の場合パッと見ただけでは判断が難しいことも多いですよね。ここからは子どもの脱水症を見分ける方法をご紹介します。脱水が疑われる場合は安静にして水分補給を行い、できるだけ早めに病院で受診するようにしましょう。
唇や口の中を確認する
脱水が疑われるときは唇や口の中を確認してみましょう。唇がカサカサしていたり口の中が乾いていたりする場合は、脱水の可能性があります。
脇の下を確認する
脇の下に触れてみるのも脱水症状を見分ける方法のひとつです。脇は通常、汗で湿り気がありますが、脱水症になると汗をかかなくなるため乾燥します。触れてみて乾燥している場合は脱水の可能性があります。
手の甲の皮膚をつまむ
手の甲の皮膚をつまんでみて、元に戻るのにどれくらい時間がかかるかを確認するのも脱水を見分ける方法とされています。すぐに戻れば問題ありませんが、戻るのに2秒以上かかると脱水の可能性があります。
爪を押す
手の爪を上から指で押してみて白くなったら、押した指を離し元の色に戻るまでどれくらいかかるかを確認します。白から普段の肌の色に戻るのに3秒以上かかったら、脱水の可能性があります。
子どもの脱水症状で困ったらオンライン診療でも
子どもが脱水症で療養していると、症状やケアの方法について悩むこともあるかと思います。そんなときはオンライン診療アプリ「キッズドクター」が便利です。家にいながら診察を受け、体調が回復しているか、ホームケアの方法は正しいかなどの悩みを相談することができますよ。困ったときは利用を検討してみてくださいね。