子どもが熱を出すと、「何を食べさせればいいのかな」「栄養があるものを食べさせた方がいいのかな」と悩むこともありますよね。そこでこの記事では、熱がある子どもの栄養補給のポイントやおすすめの食べ物などをご紹介します。

子どもが熱があるときの栄養補給のポイントは？

子どもが発熱しているときは、脱水を防ぐ水分と塩分、体力の回復に必要な糖分などを適切に摂取することが大切です。下記のポイントに気を付けながら栄養補給を行いましょう。

食欲がないときは無理に食べさせない

発熱すると体力を消耗するので栄養をしっかり摂ることが大切です。ただし体調が優れず食欲がないときは、水分補給さえできていれば無理に食べさせる必要はありません。栄養面が気になるかもしれませんが、熱が下がってくれば自然と食欲も戻る場合がほとんどです。

こまめに水分補給を行う

熱があるときに注意したいのは脱水です。食欲がないときも、水分補給は必ずこまめに行うようにしましょう。麦茶や湯冷ましなど子どもが飲めるものなら基本的には何を与えてもかまいません。ほぼ何も食べられない場合は、幼児用のイオン飲料や経口補水液など、水分だけでなく塩分や糖分なども摂取できる飲み物を与えるとよいでしょう。

できるだけ消化がよいものを食べさせる

発熱により胃腸の働きが弱まっているので、できるだけ消化がよいものを食べさせましょう。食欲がないときは子どもが欲しがるものを好きなタイミングで食べさせてもかまいませんが、胃腸に負担がかかるものは避けるのが安心です。

子どもが熱があるときにおすすめの食べ物は？

熱があるときは消化がよくエネルギーになりやすい下記のような食べ物がおすすめです。食材を細かく刻んだり柔らかく煮たりすると、より消化しやすくなります。また卵や豆腐などたんぱく質を多く含む食べ物も体力の回復に効果的なので、食欲があるときは食べさせるとよいでしょう。

• おかゆ、おにぎり
• うどん
• みそ汁、野菜スープ
• りんご
• バナナ
• ゼリー、プリン
• ヨーグルト
• アイス 

子どもが熱があるときに避けたほうがいい食べ物は？

下記のような脂っこいものや食物繊維の多い食べ物は、胃腸に負担がかかるので避けるのが安心です。

• ラーメン
• 焼きそば
• さつまいも
• かぼちゃ
• スナック菓子

子どもの熱はオンライン診療が便利

子どもが熱を出すと心配になりますが、つらそうにしている子どもを病院に連れて行くのは大変ですよね。そんなときは小児の医療に特化したアプリ「キッズドクター」のオンライン診療が便利です。自宅にいながらスマホのビデオ通話で医師の診察を受けられ、発熱時の栄養補給などホームケアの方法も教えてもらえます。夜間や休日も利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。