りんご病に感染したら、保育園は何日休む?出席停止になるの?
保育園や幼稚園で流行することがあるりんご病。感染したら、保育園は何日休む必要があるのでしょうか?出席停止になるのでしょうか?
りんご病の症状は?
りんご病は「伝染性紅斑」という病気です。ヒトパルボウイルスB19というウイルスによって引き起こされます。感染すると、10〜20日の潜伏期間を経て次のような症状が現れます。
- 頬に発疹ができ、りんごのように赤くなる
- 発疹が手足に広がる
- 関節痛、頭痛
- 微熱や倦怠感、鼻水などの風邪症状
感染すると特別な治療方法はなく、対症療法が行われます。予防接種もありません。
りんご病になったら保育園は出席停止になる?
りんご病はウイルスが原因の病気ですが、発疹などの症状が出る頃にはウイルスが排出されなくなっているので、人に感染させる可能性はきわめて低いとされています。
そのため、りんご病にかかったからといって保育園が出席停止になることはありません。
りんご病になったら保育園はいつから行ける?
前述の通りりんご病は症状が出たときには感染力がないため、保育園を休む期間にとくに決まりはありません。
厚生労働省は「紅斑出現時は元気がよければ登園可能」としています。頬が赤くても、熱や風邪症状がなく普段どおりすごせていれば、保育園に行かせてかまいません。
ただし、熱や倦怠感があったり食欲が回復していなかったりするときに保育園に行かせるのは現実的ではありません。子供の様子をみて、元気がなさそうだったらお休みさせてあげましょう。
りんご病後の保育園で登園許可書は必要?
厚生労働省のガイドラインによると、りんご病から回復して登園する際、登園許可書は必要ありません。保育園への報告義務も特にありませんが、風邪のような症状が出たり、発疹が続いたりすることもあるので、一言伝えておくとお互い安心です。
ただし自治体や円の独自ルールで登園許可証の提出を求められることもあります。りんご病の登園許可証は小児に対応している「キッズドクター」のオンライン診療でも発行することが可能です。通院するのが大変な場合は、うまく活用してみてくださいね。
りんご病かなと思ったら、オンライン診療も
りんご病のような症状がでたら、心配になって病院を受診するかと思います。かかりつけの小児科を受診するのももちろんいいですが、子供の体調がわるいなか出かけるのが大変、感染症のリスクが気になるなどの場合は、自宅で医師の診察が受けられるオンライン診療を利用するのも便利です。子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」なら、普段から子どもの診察をしている医師に診てもらうことができます。困ったときは早めの受診を検討してみてくださいね。