子どもの耳垢は取った方がいい?取れないときはどうする?

子どもの病気


子どもの耳垢は定期的に取るべきなのか悩む人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、子どもの耳垢は取ったほうがいいのかや、取れないときの対処法などをご紹介します。

子どもの耳垢は取ったほうがいい?

耳垢は自浄作用によって自然と耳の外へ排泄されるため、基本的には頻繁に取る必要はありません。また耳垢には耳の中を細菌やカビなどから保護する働きもあるので、取り過ぎるのはよくないとされています。耳垢をしっかり取るというよりは、入浴後など耳が湿っているときに入り口付近を綿棒で拭うように掃除するといいでしょう

子どもの耳垢を取ったほうがいいのはどんなとき?

前述のとおり耳垢を取りすぎるのはよくないですが、子どもは耳の中が狭いうえに代謝が活発なので耳垢が溜まりやすいです。耳の入り口近くに大きな耳垢がある場合は、子ども用の耳かきや専用のピンセットなどを使って取ったほうがいいでしょう

子どもの耳垢が取れないときはどうする?

子どもの耳垢がなかなか取れないときや耳の奥にあるときは、病院で取ってもらってください。自宅で無理矢理取ろうとすると鼓膜や耳の中の粘膜を傷つけたり、耳垢をさらに奥に押し込んでしまったりすることがあります。耳鼻科では専用の器具を使って安全に耳垢を取ってもらえるので、無理をせずに受診するのが安心です。

子どもの耳垢で受診する目安は?

耳垢が溜まること自体は正常なので、耳垢があるからといって必ずしも受診しなければいけないわけではありません。ただし下記の項目に当てはまるときは、受診するようにしましょう。

  • 耳垢が溜まっていて聞こえが悪い
  • 耳の奥に大きな耳垢があって取れない
  • 子どもが耳掃除を嫌がる
  • 半年以上、耳鼻科で耳掃除をしていない


また耳を痛がっていたり耳から黄色い液体が出ていたりするときは、中耳炎や外耳炎などを引き起こしている可能性があるので早めに受診してください

子どもの耳に関する相談はオンラインでも

子ども自身は耳垢のことを気にしていない場合がほとんどなので、「病院に連れて行く必要があるのかな」と受診をためらったり、病院に行くタイミングに迷ったりすることもあるかもしれません。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。耳垢をとる処置はできませんが、オンラインで医師や看護師とつながり、対面病院の受診が必要かなどを相談することができます。困ったときは検討してみてくださいね。

監修者について

監修者 | 医師 所 陽香
日本小児科学会認定小児科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医。2011年卒業後、都内大学病院で初期研修。その後同大学病院小児科に入局し関連病院で勤務。入院患者から外来まで幅広く診療。現在二児の母。自身の子育ての経験も活かし、ご家族の不安に寄りそう医療の提供を心掛けています。

この記事について

執筆/編集
キッズドクターマガジン編集部

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