ヒトメタニューモウイルスで子どもがご飯を食べない…どうすればいい?
ヒトメタニューモウイルスに感染すると、高熱が続いてご飯を食べたがらない子もいます。自分の子どもがいざご飯を食べてくれなくなると「このままで大丈夫かな…」と不安になりますよね。そこでこの記事では、子どもがヒトメタニューモウイルスに感染した場合に、ご飯を食べないときの対処法をご紹介します。
ヒトメタニューモウイルスとは?
ヒトメタニューモウイルスは風邪の原因ウイルスの一つです。1~3歳の子どもに多く見られ、感染すると発熱や咳、鼻水などの症状のほか「ヒューヒュー、ゼイゼイ」といった呼吸音が表れることもあります。ヒトメタニューモウイルスに有効な治療薬はありませんが、4~5日ほどで解熱し元気になる場合がほとんどです。ただ乳幼児は重症化して気管支炎や肺炎などを引き起こすこともあり、注意が必要です。
ヒトメタニューモウイルスでご飯を食べないときはどうする?
子どもがヒトメタニューモウイルスに感染すると、食欲がなくなりご飯を食べないことがあります。ただ解熱すると食欲が戻る場合がほとんどなので、心配しすぎる必要はありません。食欲がないときには無理にご飯を食べさせようとせず、子どもが好きなものを好きなときに食べさせてあげましょう。
おすすめの食事内容などは、下記の記事に詳しくまとめています。
ヒトメタニューモウイルスでご飯を食べないときの注意点
ヒトメタニューモウイルスでご飯を食べられなくても、数日であればそれ自体は問題ありません。ただし注意したいのは脱水です。ここからは、脱水を防ぐための注意点などをご紹介します。
こまめに水分補給を行う
高熱で汗をかいたり下痢や嘔吐を繰り返したりすると、水分や電解質が失われて脱水を起こしやすくなります。そのため、ご飯を食べない場合でも水分補給はこまめに行うようにしてください。水分補給の際は、脱水を防ぐための塩分と体力の回復に必要となる糖分を含む飲み物がおすすめです。お茶や水ではなく、ジュースやスポーツドリンクを飲ませてあげるといいでしょう。
水分が摂れない場合は病院を受診する
ご飯を食べなくても、正しく水分補給ができていれば脱水を起こすことはほとんどありません。ただ水分すら摂取できていない場合は重症のサインであり、脱水のリスクも高まるため、早めに病院を受診しましょう。また以下は脱水を起こしているときに見られる症状の一例です。当てはまるものがある場合は、すぐに病院を受診してください。
- 泣いても涙が出ない
- 半日以上尿が出ていない
- 口の中や唇が渇いている
- 汗をかかない
- 元気がなく、ぐったりしている
ヒトメタニューモウイルスのホームケアに悩んだら…
ご飯を食べなくても大丈夫とわかっていても、ヒトメタニューモウイルスに感染してつらそうな子どもをみていると心配になることもあるかと思います。そんなときは子どもの医療アプリ「キッズドクター」がおすすめです。看護師に個別チャットで気になる症状やホームケアのポイントなどを相談できますよ。困ったときは検討してみてくださいね。