子どもが水ぼうそうになったら食事はどうする?控える食べ物は?
子どもが水ぼうそうになると、食べるのを嫌がることもあるので何を食べさせたらいいのか迷うこともあるかもしれません。そこでこの記事では、子どもが水ぼうそうになったときにおすすめの食べ物や控える食べ物、食事の注意点などをご紹介します。
子どもの水ぼうそうの症状は?
子どもの水ぼうそうでは、主に下記のような症状があらわれます。
- 痒みを伴う赤い発疹、水ぶくれ
- 発熱(ないこともある)
発疹は頭や顔から出始めることが多く、数日かけて全身に広がります。最初は赤くてブツブツとしていますが、しだいに水ぶくれになり、最後はかさぶたへと変化します。口内に発疹ができると、痛みで食べるのを嫌がることもあります。
子どもが水ぼうそうになったときにおすすめの食べ物は?
子どもが水ぼうそうになって口内を痛がるときは、刺激が少ない下記のような食べ物がおすすめです。
- ゼリー
- プリン
- アイスクリーム
- ヨーグルト
- りんごのすりおろし など
口内の痛みがない場合は、子どもが欲しがるものを食べさせてかまいません。ただ発熱すると胃腸の働きが弱まることもあるため、おかゆやうどん、バナナなどできるだけ消化がよいものを食べさせるとよいでしょう。
子どもが水ぼうそうになったときに控える食べ物は?
下記のような食べ物は口内の発疹にしみて痛むことがあるので、水ぼうそうのときは控えるのが安心です。
- 熱いもの
- せんべいやカットしたりんごなど硬くて飲み込みにくいもの
- みかんやパイナップルなど酸味が強いもの
- 塩辛いスナック菓子 など
子どもが水ぼうそうのときの食事の注意点は?
前述のとおり水ぼうそうになると食欲がなくなる子どももいます。食べるのを嫌がるときは無理に食べさせないようにしましょう。水ぼうそうが治れば食欲も戻る場合がほとんどなので、あまり心配しすぎずに欲しがるものを好きなタイミングで食べさせながら様子をみましょう。
ただし長時間食事を摂っていないと脱水や低血糖を引き起こすリスクがあるので、水分補給は必ず行うようにしてください。麦茶や湯冷ましなど子どもが飲めるものなら基本的には何を与えてもかまいません。ほぼ何も食べられないようなときには、糖分や塩分なども補給できる子ども用のイオン飲料や経口補水液などをこまめに飲ませるとよいでしょう。
水ぼうそうの相談はオンラインでも
水ぼうそうは一般的に軽症で済むことが多い感染症ですが、一時的に食事が摂れなくなったり元気がなくなったりすると、ホームケア中に不安になることもあるかもしれません。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。チャットで看護師に相談したり、ビデオ通話でオンライン診療を受けたりすることができますよ。夜間や休日も利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。