赤ちゃんや子どもの水虫は何科を受診する?病院に行く目安や治療方法について

赤ちゃんや子どもが水虫になったら、「治療したほうがいいのかな?」と悩みますよね。そこでこの記事では、赤ちゃんや子どもの水虫は治療が必要なのかや、病院に行く目安、何科を受診すればいいのかなどをご紹介します。
水虫とは?
水虫はカビの一種である「白癬菌(はくせんきん)」によって引き起こされる皮膚の感染症です。特に感染しやすいのは足ですが、爪や手、股などに感染することもあります。白癬菌が皮膚に付いたままの状態が長時間続くと水虫になります。
水虫は患部に直接触れるだけでなく、床やタオルなど白癬菌が付着したものを介してうつることもあるので家庭内感染が起こりやすいです。そのため大人に比べると少ないものの、赤ちゃんや子どもが水虫になることもあります。
赤ちゃん・子どもの水虫は治療が必要?
赤ちゃんや子どもが水虫になったら、適切な治療を受けることが大切です。治療をしなくても自然に症状がおさまることもありますが菌が完全にいなくなるわけではないので、放置していると再発したり爪などにも症状が広がったりするおそれがあります。
また水虫は保育園や幼稚園のように集団生活を送る場所や家庭内で感染が広がることもあるため、早めに治療を受けるようにしましょう。
赤ちゃん・子どもの水虫で病院を受診する目安は?
赤ちゃんや子どもに水虫を疑う症状がみられたら、診療時間内に一度病院を受診してください。水虫では、主に足の裏や指の間に下記のような症状があらわれます。
- 痒がる
- 皮膚が白くふやけている
- 赤くただれて、ジュクジュクしている
- 皮がめくれている
- 水ぶくれがある など
症状が進むと、爪の一部に変色や変形が起こることもあります。
赤ちゃん・子どもの水虫は何科を受診する?
赤ちゃんや子どもの水虫は、小児科や皮膚科を受診しましょう。症状が皮膚や爪だけの場合は、皮膚科を受診しても問題ありません。水虫のほかに疑われる症状がある場合や子どもの診察に慣れている病院の方が安心な場合は、小児科医に診てもらうといいでしょう。
赤ちゃん・子どもの水虫の治療方法は?
赤ちゃんや子どもの水虫は、抗真菌剤入りの塗り薬で治療をします。薬を毎日塗ると1~2週間ほどで症状は改善しますが、白癬菌が残っている可能性があるので1ヶ月ほど塗り続ける必要があります。
また皮膚が硬くなるタイプの水虫や爪の水虫の場合は、飲み薬で治療することもあります。
赤ちゃん・子どもの水虫の相談はオンラインでも
赤ちゃんや子どもが水虫になったら、病院を受診して適切な治療を受けることが大切です。とはいえ症状のあらわれ方や程度は子どもによってさまざまなので、受診のタイミングに悩むこともあるかと思います。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。看護師に個別チャットで相談したり、自宅にいながらスマホのビデオ通話で医師のオンライン診療を受けたりすることができますよ。困ったときは、ぜひ検討してみてくださいね。
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