子どもの耳垢がベタベタ、黄色、臭いのは大丈夫?原因は?
子どもの耳垢の色やにおいがいつもと違うと心配になりますよね。そこでこの記事では、子どもの耳垢がベタベタして黄色くなったり臭くなったりする原因や、受診の目安などをご紹介します。
子どもの耳垢がベタベタ、黄色い…大丈夫?
子どもの耳垢がベタベタで黄色くても、生まれつきの体質の場合は問題ありません。耳垢にはカサカサしているタイプ(乾性耳垢)と、ベタベタしているタイプ(湿性耳垢)があります。日本人の70~80%は乾性耳垢とされていますが遺伝によって決まるため、親が湿性耳垢だと子どもの耳垢もベタベタしたタイプになる可能性があります。
注意が必要なのは、もともとは乾性耳垢なのにベタベタして黄色くなっていたり、耳の痛みを伴ったりする場合です。耳の中が傷ついて、傷口から出た分泌物が原因でベタベタした耳垢になっている可能性もあるので、早めに受診するようにしましょう。
子どもの耳垢が臭いのは大丈夫?原因は?
耳垢のにおいは子どもによってさまざまなので、臭いにおいがするだけで他の耳の症状がなければ心配しすぎる必要はありません。特に赤ちゃんは、寝ている間によだれや涙などが耳の中に入りやすく、病気でなくても耳垢が臭くなってしまうことがあります。
臭いにおいとともに耳の痛みや耳だれなどの症状を伴う場合は、外耳炎や中耳炎が原因の可能性もあるため注意が必要です。また耳の奥に耳垢が溜まることでも臭くなる場合があります。
子どもの耳垢のにおいで受診する目安は?
症状が耳垢のにおいだけのときは、自宅で様子をみてもかまいません。ただし下記のような症状もみられるときは、早めに耳鼻科を受診しましょう。
- 耳を痛がっている
- 耳から黄色い液体が出ている
- 聞こえが悪い
機嫌が悪かったり、発熱を伴ったりするときは、幅広い観点で診察してもらえる小児科を受診してもいいでしょう。
子どもの耳に関する相談はオンラインでも
子どものこととなると、耳垢のちょっとした変化も気になりますよね。とはいえ「こんなことで受診してもいいのかな」と病院に行くのをためらうこともあるかと思います。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。看護師に個別チャットで相談したり、自宅にいながらビデオ通話で医師のオンライン診療を受けたりすることができますよ。看護師へのチャット相談は無料で利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。