ヘルパンギーナで水分が摂れないときはどうする?子どもにおすすめの飲み物は?
ヘルパンギーナにかかると喉や口の中が痛み、水分を摂れなくなることがあります。しかし発熱時には脱水を起こしやすくなるので、必ず水分補給を行わなくてはいけません。そこでこの記事では、ヘルパンギーナで水分が摂れないときの対処法や、おすすめの飲み物などをご紹介します。
ヘルパンギーナとは?
ヘルパンギーナは、4歳以下の子どもがかかりやすい夏風邪のひとつです。エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなど原因ウイルスが複数あるため、1シーズンのうちに何度も感染することがあります。
主な症状は発熱と咽頭痛、口の中にできる小さな発疹です。熱は40℃前後まで上がることもありますが、2~4日で自然に解熱するため重症化することはほとんどありません。ただ口の中の発疹は強い痛みを伴うことが多く、水分が摂れなくなることがあるため、脱水を起こさないようにケアする必要があります。
ヘルパンギーナで水分が摂れないときはどうする?
先述の通りヘルパンギーナにかかると高熱が出たり喉や口の中が強く痛んだりすることから、水分が摂れなくなることがあります。コップで飲んでくれないときは、スプーンやストローなどで少量ずつ飲ませる方法を試してみましょう。
また飲み物にこだわる必要はないので、シャーベットやゼリー、りんごのすりおろしなど水分を多く含む食べ物を与えてあげるのもいいでしょう。
それでも水分が十分に摂取できない状態が続くと、脱水につながる恐れがあります。下記の症状に当てはまるときはすぐに病院を受診してください。
- 元気がなく、ぐったりしている
- 口の中や唇が渇いている
- 泣いても涙が出ない
- 半日以上尿が出ていない
ヘルパンギーナで口内が痛いときにおすすめの飲み物は?
ヘルパンギーナ感染時は、子どもが飲めるものであれば基本的には何を飲ませてもかまいません。口内を痛がり何を飲ませていいかわからないときは、刺激が少ない以下の飲みものがおすすめです。
- 麦茶
- 子ども用のイオン飲料
- 経口補水液
- 牛乳
- 冷たいスープ
ヘルパンギーナのときに避けたほうがいい飲み物は?
酸味の強い柑橘系のジュースなどは発疹にしみて痛みが強くなることがあります。また炭酸飲料も刺激が強いので避けたほうが安心です。
ヘルパンギーナのホームケアに悩んだら…
ヘルパンギーナでは高熱が続くこともあるため、水分補給以外のことでも悩むことがあるかと思います。そんなときは子どもの医療アプリ「キッズドクター」の無料相談が便利です。看護師と個別チャットでやり取りできるため、子どもの状態に合わせたアドバイスをもらえます。困ったときは検討してみてくださいね。