梅雨時期は子どもの体調不良に注意!健康のためにできるホームケアとは?
梅雨の時期、「子どもの様子がいつもと違う」「なんとなく元気がない」と感じることがあるかもしれません。そこでこの記事では、梅雨時期に子どもが体調を崩しやすい理由や健康に過ごすための対策などをご紹介します。
梅雨時期に子どもが体調を崩すのはなぜ?
梅雨に入ると気圧が低い日が多くなります。低気圧によって副交感神経(休息しているときに働く神経)が優位になり、だるさを感じやすくなることも多いです。また血行不良が起きて体調が悪くなる子もいます
さらに湿度が高い日が続くと体がベタベタして不快に感じるだけでなく、体内に水分が溜まってむくみや頭痛などの症状が出やすくなるとされています。
また寒暖差によって風邪を引いたり、免疫力が下がって感染症にかかったりすることもあります。6〜7月に流行する代表的な感染症は、ヘルパンギーナや手足口病などです。
梅雨を元気に乗り切る!健康のためにできる対策は?
梅雨で子どもが体調を崩しやすいのは季節的に仕方のないこととはいえ、健康に過ごすためにできる対策はしていきたいですよね。次にご紹介するポイントを参考にして、ジメジメした季節を乗り切りましょう。
しっかり睡眠をとる
疲れやすくなっていたり免疫力が落ちたりしている体を休めるために、十分な睡眠をとるようにしてください。早寝早起きを心がけ、朝起きたら晴れていなくてもカーテンを開けて外の明るさを感じられるようにすると体がすっきりしますよ。
体を動かす
雨の日が続くと屋外で思いっきり遊べず運動不足になりがちです。むくみや血行不良につながりかねないので、室内でもできるだけ体を動かすようにしましょう。広い部屋や体育館などがある児童館や地区センターなどに行くのもいいですね。
バランスのとれた食事をする
梅雨時期の体調を整えるためには、しっかりと食べることも大切です。炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルといった栄養素をできるだけバランスよく摂ることで、エネルギーが確保されて免疫力も高まり、体調不良やだるさなどの予防や改善につながります。食欲がないときは、野菜スープや味噌汁などから食べさせてみるといいでしょう。
水分補給をする
梅雨で体が水分を溜め込みやすいからといって水分を摂らないと、脱水の危険性が高くなります。特に気温や湿度が高い日は熱中症にかかりやすいので、こまめに水分補給をしましょう。ただし一度にたくさん飲みすぎるとむくみやすくなることもあるため、1日を通してこまめに少しずつ飲むといいですよ。
梅雨時期の体調不良で困ったら…
梅雨の時期に子どもの体調不良が続くと心配になりますよね。でも発熱などの症状がないと、雨の中わざわざ病院へ行くべきか悩むこともあると思います。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」のオンライン診療が便利です。自宅にいながらスマホのビデオ通話で診察を受けられ、ホームケアの方法や梅雨時期の過ごし方なども相談できますよ。困ったときはぜひ検討してみてくださいね。