赤ちゃんが離乳食後に泣くのはなぜ?

赤ちゃんが離乳食後に泣くと、「どうしたのかな?」と心配になりますよね。そこでこの記事では、赤ちゃんが離乳食後に泣く原因や対処法、受診の目安などをご紹介します。
赤ちゃんが離乳食後に泣く!考えられる原因は?
赤ちゃんが離乳食後に泣くときは、主に次のような原因が考えられます。
- 食事量が合っていない(少なすぎ・多すぎ)
- 疲れている
- 眠い
- ママやパパはまだ食べているのに自分だけ先に食事が終わるのが嫌
- 腹痛や吐き気、発疹など体の不調がある など
赤ちゃんは自分の気持ちを言葉で伝えることができないため、不快や不安を感じて泣いたり機嫌が悪くなったりすることは珍しくありません。上記の原因がいくつか重なって泣くこともあれば、はっきりとした原因がわからないこともあります。
赤ちゃんが離乳食後に泣くときの対処法は?
離乳食後に赤ちゃんが泣いたときは、まず全身の状態をよく観察することが大切です。いつもと変わりがなければ、抱っこをする、あやす、一緒に遊ぶなどの方法で気分を変えてあげるといいでしょう。
気分転換をしても泣きやまない場合は、食べる量が合っていないことが原因かもしれません。食事量や食材の硬さが月齢に合っているかを確認し、次の食事からは適量を食べさせるように心がけましょう。
赤ちゃんが離乳食後に泣くときの受診の目安
離乳食後に泣いてもすぐに泣きやむようであれば、自宅で様子を見ても問題ない場合がほとんどです。ただし、泣き方がいつもと違う、長時間泣きやまない、泣く以外に発熱などの症状もみられるといった場合は体調が悪い可能性もあるので、診療時間内に病院を受診しましょう。
また下記のようなアレルギーや便秘が疑われる症状がみられる場合も早めの受診が必要です。一般的には緊急性は高くありませんが、できるだけ早く受診するようにしてください。
- 蕁麻疹や皮膚の赤みがある
- 嘔吐や下痢をしている
- お腹が張っている など
離乳食後に泣くとともに次のような症状があるときは食物アレルギーによるアナフィラキシーショックの可能性があるので、救急車を呼ぶようにしてください。
- ぐったりしている
- 意識がもうろうとしている
- 呼吸が苦しそう
- ゼイゼイ、ヒューヒューといった呼吸音が出ている
離乳食の相談はオンラインでも
同じ月齢の赤ちゃんでも離乳食を食べる量や食べ方には個人差があるため、「進み具合が遅いかも」「食べた後に泣くことがあるけど大丈夫?」などと不安になることもあるかと思います。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。看護師に個別チャットで離乳食の悩みや疑問を相談したり、スマホで医師の「オンライン診療」を受けたりすることができますよ。困ったときはぜひ検討してみてくださいね。
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