子どもの口内炎ができたらどうする?対処法まとめ

子どもの病気


口内炎は自然に治ることが多いものの、子どもは痛くて食事を嫌がったり不機嫌になったりすることもあるため、ケア方法に悩みますよね。そこでこの記事では、子どもに口内炎ができたときの対処法をご紹介します。

子どもの口内炎の原因は?

口内炎にはいくつかの種類があり、原因もさまざまです。よくみられるのは「アフタ性口内炎」と呼ばれるもので、免疫力の低下やストレス、疲労、栄養不足、睡眠不足などが主な原因といわれています。

そのほか、下記のようなことが原因で口内炎が引き起こされることもあります。

  • ウイルス、細菌、カビ(真菌)などの感染
  • アレルギー
  • 熱さや辛さなど物理的な刺激 など

子どもの口内炎ができたらどうする?治療は必要?

子どもの口内炎では基本的には特別な治療は必要なく、適切にケアをすれば数日から数週間ほどで自然に治るケースがほとんどです。

ただし下記の項目に当てはまる場合は、感染症など他の病気にかかっていたり、薬の処方が必要だったりする可能性があるので、早めに小児科や耳鼻咽喉科、歯科を受診しましょう。口内炎以外の症状も同時にある場合は、全身の症状を診てもらえる小児科がおすすめです。

口内炎の受診目安

  • 発熱や手足の発疹など口内炎以外の症状がある
  • 口内炎が2週間以上治らない
  • 口内炎が口の中全体や唇などに広がっている
  • 口内の痛みが強くて水分補給ができない
  • 口内の粘膜が剥けたり深く傷ついたりしている

家庭でできる口内炎の対処法5選

ここからは家庭でできる口内炎の対処法をご紹介します。

刺激になる食べ物を避ける

口内炎で強くしみる、痛がるといった場合は、下記のような刺激になる食べ物は避けましょう。口内炎にしみて痛みが増すことがあります。

口内炎のときに避けたい食べ物

  • 熱すぎるもの
  • 冷たすぎるもの
  • 酸味があるもの
  • 辛いもの


逆に、刺激が少なく喉越しがよい下記のようなものを食べさせてあげるのがおすすめです。

口内炎のときにおすすめの食べ物

  • お粥
  • スープ、味噌汁
  • ゼリー
  • ヨーグルトなど


あまり噛まなくても飲み込めるように、食材は柔らかくなるまでしっかり煮て、よく冷ましてあげましょう。口内炎の改善には栄養バランスが整った食事が大切なので、スープや味噌汁に細かく刻んだ野菜や海藻、肉・魚などを入れるのもおすすめです。

ビタミンや亜鉛を積極的に摂取する

ビタミンB群やビタミンCには皮膚の粘膜を保護して健康を維持する働き、亜鉛には免疫機能を高める働きがあります。これらが不足すると口内炎が治りにくくなることもあるので、痛みが和らいで通常の食事が摂れるようになってきたら積極的に取り入れましょう。

ビタミンB群が豊富な食材

  • 肉類(レバー、赤身肉、鶏ささみ)
  • 魚類(カツオ、マグロ、鮭)
  • 納豆
  • きのこ
  • バナナ
  • サツマイモ
  • 牛乳  など


ビタミンCが豊富な食材

  • いちご
  • キウイ
  • みかん
  • ブロッコリー
  • パプリカ
  • キャベツ  など


亜鉛が豊富な食材

  • 肉類(豚レバー、牛赤身肉)
  • 牡蠣
  • うなぎ
  • 油揚げ
  • 牛乳
  • 納豆
  • もめん豆腐
  • 精白米  など


しっかり睡眠をとる

十分な睡眠によって免疫力が向上し、口内炎を早く治すことにつながるといわれています。早寝早起きをして生活リズムを整え、質の高い睡眠がとれるようにしましょう。

口の中を清潔に保つ

口内炎で痛みが強いと歯磨きを嫌がる子どももいるかもしれませんが、口内炎を悪化させないためにも口の中を清潔に保つことが大切です。できるだけ口内炎に刺激をあたえないように優しく歯磨きをしてあげましょう。
刺激の強い歯磨き粉を使うと痛みを感じたり口内炎を悪化させたりする可能性があるので、歯磨き粉の使用は控えるか、刺激が少ない歯磨き粉を使うようにしてくださいね。

処方された塗り薬やシールを適切に使う

口内炎で病院を受診すると、軟膏やシールが処方されるケースもあります。患部に適切に塗ったり貼ったりすることで治りやすくなるため、用法用量を守って使用しましょう。

子どもの口内炎の相談はオンラインでも

口内炎の対処法をご紹介しましたが、症状は子どもによってさまざまなのでホームケアに悩むこともあるかもしれません。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。看護師と個別チャットでやり取りでき、子どもの症状に合わせたホームケア方法を教えてもらえます。自宅にいながら医師によるオンライン診療を受けることもできるので、困ったときは検討してみてくださいね。

監修者について

監修者 | 医師 三宅 優一郎
日本外科学会認定外科専門医、日本小児外科学会認定小児外科専門医。初期研修終了後、順天堂大学小児外科・小児泌尿生殖器外科に入局。大学病院やこども病院で研修。カナダで横隔膜ヘルニアの胎児治療の研究にも従事。専門は小児外科疾患。2児の父。

この記事について

執筆/編集
キッズドクターマガジン編集部

参考文献

ホームケア