赤ちゃんの逆さまつげはいつ治る?症状や対処法、受診の目安は?

赤ちゃんに逆さまつげがみられると、「このまま様子をみていて大丈夫かな?」と心配になりますよね。そこでこの記事では、赤ちゃんの逆さまつげの症状や対処法、受診の目安などをご紹介します。
赤ちゃんの逆さまつげはよくあること?
赤ちゃんの逆さまつげは、珍しいことではありません。赤ちゃんは目の周りの組織が発達途中でまぶたが内側に反り返りやすく、まつげが眼球のほうに向かって生えやすいためです。特に日本人の赤ちゃんは目の周りの脂肪が多い傾向があるため、逆さまつげになりやすいともいわれています。
赤ちゃんの逆さまつげはいつ治る?
個人差はありますが、逆さまつげは2歳頃までに自然と治ることがほとんどです。成長とともに目の周りの組織が発達して脂肪も減ってくるため、内側を向いていたまつげが徐々に外側を向いていきます。
赤ちゃんの逆さまつげの症状は?
逆さまつげでは、まつげが目にあたることで下記のような症状があらわれることがあります。
- 目やにが出る
- 目が充血する
- 涙目になる
- まぶしがる など
ただ赤ちゃんの場合まつげが細くやわらかいので、まつげが目にあたっていても目立った症状が出ないことも多いようです。
赤ちゃんの逆さまつげの対処法は?
赤ちゃんの逆さまつげでは、目立った症状がなければ特別な対処は必要ありません。やってはいけないのは、自己判断でママやパパがまつげを切ったり抜いたりすることです。目を傷つけたりまぶたに炎症を起こしたりするおそれがあるため、やめましょう。
重度の逆さまつげで角膜が傷つきやすい状態が続くときは、治療を行うこともあります。
赤ちゃんの逆さまつげの受診目安は?何科を受診する?
赤ちゃんに逆さまつげがあっても、特に目立つ症状がなければすぐに受診する必要はありませんが、不安なときは受診してもいいでしょう。自宅でのケア方法を教えてもらったり、そのまま様子をみても問題ないか相談したりできますよ。
下記の症状があるときは、細菌感染などを起こしている可能性もあるため、早めに小児科や眼科を受診してください。目の症状だけであれば眼科でも問題ありません。ただ月齢・年齢が低いうちはまだ自分の症状をうまく伝えられないため、子どもの診察に慣れている小児科医に相談すると安心です。
逆さまつげで受診の目安となる症状
- 目やにや涙が多い
- 目が充血している
- まぶしがる
- 頻繁に目をこすっている
- まばたきの回数が多い など
逆さまつげの相談はオンラインでも
赤ちゃんの逆さまつげは自然に治るケースが多いものの、治るまでに時間かかることもあるので心配になるかもしれません。とはいえ赤ちゃんを連れて病院へ行くのは大変ですよね。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。自宅にいながらスマホのビデオ通話で医師のオンライン診療を受けたり、看護師に個別チャットで相談したりすることができますよ。困ったときはぜひ検討してみてくださいね。
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