突発性発疹のとき、食事や離乳食はどうする?おすすめの食べ物や食欲不振のケア方法まとめ
子どもが突発性発疹にかかると、食欲不振になり食事や離乳食を食べなくなることがあるため、不安になるママやパパもいるかと思います。そこでこの記事では、子どもが突発性発疹にかかったときの食事面のケア方法やおすすめの食べ物などをご紹介します。
突発性発疹とは?
突発性発疹はヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)またはヒトヘルペスウイルス7(HHV-7)によって引き起こされる感染症です。2歳頃までにほぼ全員が感染するとされており、感染すると急に38℃以上の高熱が出たり、解熱とともにお腹や背中、手足などに発疹があらわれたりします。下痢やリンパ節の腫れなどを伴うこともありますが、重症化するケースはほとんどなく1週間ほどで自然に治ります。
突発性発疹のとき、食事はどうする?
突発性発疹にかかっていても、食欲があればいつもどおりに食事を与えてかまいません。ただ発熱や下痢の症状がみられる間は胃腸のはたらきが弱まっているので、消化によいものを中心に食べさせてあげるとよいでしょう。
突発性発疹のとき、離乳食はどうする?
食欲があり、下痢や嘔吐などの消化器症状がなければ、いつも通りに離乳食を食べさせてあげましょう。ただ新しい食材は胃腸に負担をかけるので控えるようにし、食べ慣れているものを食べさせてあげてください。
食欲がない場合は離乳食を一旦お休みにしましょう。ミルクや母乳を飲ませながら食欲が戻るのを待ち、元気になったらまた離乳食を進めていきましょう。
突発性発疹で食欲不振…食べないときはどうする?
突発性発疹では高熱が出ることで食欲不振になったり、不機嫌になりご飯を食べたがらなくなったりすることがあります。
ただ症状が治まると食欲も戻る場合がほとんどなので、心配しすぎる必要はありません。食事を嫌がるときは無理に食べさせようとせず、子どもが好きなものを好きなタイミングで食べさせてあげましょう。
突発性発疹のときの食事の注意点は?
突発性発疹のとき食事面でとくに気をつけたいのは脱水です。先述の通り食事は無理に食べさせる必要はありませんが、水分は必ず摂取させるようにしてください。
とくに発熱や下痢などの症状がみられるときは、脱水を起こしやすい状態です。母乳やミルク、お茶、乳幼児用のイオン飲料、ジュースなど子どもが飲めるものでかまわないので、こまめに与えるようにしましょう。
突発性発疹のときにおすすめの食べ物は?
突発性発疹のときには、消化が良くエネルギーになりやすい下記のような食べ物がおすすめです。栄養面はあまり気にせず、まずは脱水予防と体力回復を優先しましょう。
- おにぎり、おかゆ
- パン
- うどん
- りんご、バナナ
- ゼリー、プリン
- アイスクリーム、ヨーグルト
- みそ汁、野菜スープ
突発性発疹のホームケアに悩んだら…
突発性発疹は低年齢でかかることが多い病気なので、食事面以外でも悩むことがあるかと思います。そんなときは医療アプリ「キッズドクター」の無料相談が便利です。看護師と個別チャットでやり取りでき、ホームケアのポイントや受診の目安などのアドバイスをもらえますよ。困ったときは検討してみてくださいね。