子どもの虫刺され跡を残さないためにはどうする?きれいに治す方法は?
虫に刺されると、痒みや痛みなどの症状が治まった後に跡が残ることがあります。子どもの虫刺され跡が治らないときはどうすればいいのでしょうか?この記事では、虫刺され跡が残る原因や、跡を残さないためのケア方法をご紹介します。
子どもの虫刺されの症状は?
子どもが蚊やダニなどの虫に刺されると、主に下記のような症状があらわれます。
- 痒み
- 痛み
- 腫れ、発赤
- 水ぶくれ など
軽症で済む場合が多く、適切にケアをすれば1~2週間以内に改善するケースがほとんどです。
虫刺されの跡が残る原因は?
虫に刺されたときに残る跡は「炎症後色素沈着」と呼ばれるものです。虫刺されによって掻きむしったり炎症が起きたりして傷ついた肌を治す過程でメラニン色素が作られることによって起こります。メラニン色素は肌の新陳代謝によってはがれ落ちていき、少しずつ元の肌色に戻っていきます。
虫刺され跡を残さないためのケア方法は?
虫刺され跡を残さないためには、なるべく肌を傷つけないようにすることが大切です。虫に刺されたときは下記の方法でケアしてあげましょう。
痒みがある部分を冷やす
痒みがあると子どもはすぐに引っ掻いてしまうため肌が傷つきます。冷水で濡らしたタオルやハンカチで包んだ保冷剤などを当てて、痒みを和らげましょう。
薬を塗る
冷やしても痒みがおさまらない場合は、市販の痒み止め薬を使用するのもよいでしょう。対象年齢を確認し、必ず用法用量を守るようにしてください。肌がデリケートになっていたり、もともと敏感肌だったりする場合は、無香料・無着色のものを選ぶと安心です。市販薬を塗っても症状が改善しない場合や、掻きむしって肌が傷ついている場合は、小児科や皮膚科を受診してください。
患部を保護する
冷やしたり薬を塗ったりしても、子どもは少しでも痒みを感じると我慢できずに掻きむしってしまうことがあります。虫刺され跡が残る原因になるので、絆創膏や清潔なガーゼで保護する、爪を短く切るなどの対策を行いましょう。
虫刺され跡を刺激しない
虫刺され跡に摩擦や紫外線などの刺激が加わると、色素沈着が濃くなりなかなか治らないことがあります。痒みなどの症状が改善した後も、虫刺され跡を強くこすったりしないように気をつけましょう。
虫刺されの相談はオンラインでも
今回ご紹介した方法を試しても、虫に刺された部分を掻きこわしてしまったり虫刺され跡が残ってしまったりして不安になることもあるかもしれません。そんなときは、子どもの医療に特化したアプリ「キッズドクター」が便利です。チャットで看護師に相談したり、ビデオ通話でオンライン診療を受けたりすることができますよ。オンライン診療では医師が必要と判断した場合に薬が処方されるので、困ったときは検討してみてくださいね。