子どもの熱に冷えピタは効果的?温めるのと冷やすのどちらがいいの?
冷えピタは手軽に使えて便利なアイテムですが、どのような効果があるのでしょうか?この記事では、子どもの熱に冷えピタは使えるのか、そもそも熱を出したときは温めるのと冷やすのどちらがいいのかなどをご紹介します。
子どもが熱を出したときは冷やす?温める?
子どもが熱を出したときは、体の状態に合わせて冷やしたり温めたりする必要があります。
熱の出始めは体を温める
熱が出ていても、手足が冷たく寒がって震えているときはまだ熱が上がり切っていません。手足をさすったり、毛布や布団をかけたりして体を温めてあげましょう。
熱が上がり切ったら体を冷やす
手足が熱く、顔が赤くなり始めたら熱が上がり切ったというサインです。熱が発散しやすくなるように、薄着にして体を冷やしてあげましょう。
子どもが熱があるときはどこを冷やすのがいい?
熱があるときは、太い血管が通っている首筋やわきの下、太ももの付け根などを冷やすのがいいとされています。太い血管が通っている場所を冷やすことで、冷えた血液が全身を巡り効率的に体温を下げることができるためです。子どもがひんやりして気持ちがいいようであれば、頭などを冷やしてあげてもかまいません。
子どもが熱があるときは冷えピタを使ってもいい?
子どもが発熱したときに冷えピタを使うこと自体は問題ありません。ただし、おでこや頬など顔に貼った冷えピタがずれて鼻や口を塞いで窒息する事故が起こっているので、おでこや頬など顔に貼るのはできるだけやめてください。どうしてもおでこや頬などに貼る場合は、必ず大人が近くで見守るようにしましょう。
冷えピタには全身の体温を下げる効果はほとんどないため、子どもの体を冷やすときは保冷剤や氷枕を使うのがおすすめです。直接肌に当たらないように、タオルやハンカチなどで薄く包んでから先述の太い血管が通っている場所に当ててあげるといいでしょう。
熱で冷やすときの注意点
発熱時に冷やすことの主な目的は不快感を和らげることです。そのため子どもが嫌がる場合は、無理に冷やさないようにしましょう。また子どもの場合、体を冷やすことで体温が下がりすぎてしまうことがあります。冷やすときは子どもの様子をよく観察し、長時間冷やし続けないようにしましょう。特に3ヶ月未満の赤ちゃんは注意して見守る必要があります。
子どもの発熱はオンライン診療が便利
子どもが熱を出したときは、冷やし方だけでなく薬の飲ませ方や食事方法などいろいろな疑問が出てくることもあるかと思います。とはいえ、熱を出すたびに病院へ相談に行くのは大変ですよね。そんなときは、小児の医療に特化したアプリ「キッズドクター」のオンライン診療が便利です。自宅にいながらスマホのビデオ通話で医師の診察を受けられ、気になることを相談できます。夜間や休日も利用できるので、困ったときは検討してみてくださいね。